テクノポップ/海外のテクノポップ

Cosmic Armchair~シンガポールから世界へ(5ページ目)

ひょんなきっかけでインタヴューする事になったシンガポール発エレクトロポップ男女ユニット、Cosmic Armchair。シンガポールのアーティストとしては、I Hate This Placeに続き2組目!シンガポールのシーンからAlfa Matrixに加入し世界進出。来日熱望!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

より多くのリスナーに向けて

ガイド:
あなたたちは独立して今までやって来ています。Alfa Matrixに加入することに躊躇は無かったのでしょうか?

ベン:
自分たちの独立性を犠牲にしないかどうか注意深く考えなくてはいけなったので、すぐに決められませんでした。でも、Alfa Matrixでのチームはビジネスについて率直だったし、アーティストが音楽製作に集中できるように信頼とコミニュケーションを築いていく事を優先する事を確証してくれました。彼らはアーティストとしての自由にオープンで柔軟でした。

長年の間、Front 424、Bruderschaftなど伝説のバンド、そして最近のDepeche Modeのエレクトロカヴァーをしたトリビュート・コンピなど、Alfa Matrixのアーティストによる音楽を購入し、聴いてきました。だから、この契約は私たちの曲が国際的なエレクトロニックミュージック市場への用意が整っているという確認でした。

この契約は、Alfa MatrixのCDと配信両方の販売チャネルのネットワークを通じて、ヨーロッパ、米国、日本、中国でより多くの人の目と耳に触れる事を可能にしてくれます。彼らは、ヨーロッパのエレクトロニックミュージック・シーンでその分野のDJやメディアの中で強いブランドです。私たちのような音楽が好きなリスナーへより際立った認知を与えてくれます。

ビジネスの観点と私たちの音楽をプロモートする事を考えると、経験のある人材と一緒にやれる事には意義があります。Cosmic Armchairを始めた時、ビジネスもプロモーションも友だちや何人かのフリーのプロの手助けを得ながら、自分たちでしましたから、大きなチームを持つ事はプラスになります。

ガイド:
Alfa Matrixからの新しいリリースとなる予定の「I Don’t Belong Here」を聴きました。より多くの聴衆にリーチするチャンスとなるので、このリリースに当たっては何か意識的にやった事はあるのですか? それとも、いままでの自分たちのままでやったのですか?

ジェーン:
このレコーディングは実際Alfa Matrixとの話が始まる前にしたものですから、変更はしていません。他の人たちと意見の相違を経験した時にこの曲を書いたのです。歌詞は、私たちの哲学「本当の人生はこれだけではないと知っている~時には試行錯誤で生きていかないといけないけど、本当の人生は自分たちが今経験していることだけではない」という意味を含んでいるの。人生は大きな視野で正しい展望を持ってこそ最善となると信じています。それがバンド名、Cosmic Armchairの意味の一部でもあるの。

将来のリリースに関しては、より多くの聴衆が何を望んでいるか予測する意味はないので、自分たちのアーティストとしての選択に忠実でいるつもりです。

ガイド:
昨今、世界はどんどん小さくなっています。いつか来日される事を希望します。もし願いや予定があれば、教えてください。

ベン&ジェーン:
私たちは、日本で演奏する事を切望します。機会を模索する事にもオープンです。もし何らかの提案があれば、ぜひ知らせてください! ありがとうございました!

【関連リンク】
Cosmic Armchair (official)

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