教科書や専門書1ページ目から読んでいますか?
教科書や参考書。がむしゃらに読み込むだけでは理解できていない事もあります。ポイントを押さえながら効率よく読み込んでいきましょう。
ただ、それでは勉強にならない。そこで自分なりの読み方を構築し、理解を深めてきました。そんな実体験に基づく教科書、参考書などの読み方を今回は御紹介したいと思います。
教科書、専門書を読む上でのポイント
1:まずはその専門書購入のきっかけになった、知りたいところを第一に読み込みます。自らの意思で購入した場合、知りたい気持ちが満載のところは当然、興味を持って楽しく読めてしまいます。では、一番に読みたい!と言うところがなければどうするのでしょう?特に自分が興味を持って購入したわけではない教科書等このパターンになります。この場合は、見出しと各ページにある図、写真の説明を流し読みします。この部分は、その書籍の訴えたい事、伝えたい事が凝縮されている部分だからです。そこで、興味をひかれたものだけを読み込みます。
書店などでで立ち読みをする場合もこの方法が良いかと思います。興味がある項目が多ければその本は"買い"となるでしょう。逆に全く興味が得られない場合は、今はその書籍を読む段階ではないのかもしれません。他の書籍を手にとってみましょう。
2.興味があるところを読んだ後は"斜め読み"
次に各ページをしっかり開いて読むのですが、一言一句読むのではなく、行間を飛ばし読みしていきます。飛ばしていくうちに発見もあれば、1で読み込んだ興味のある項目に自然とたどり着き、その箇所を再度読み込み形となります。これでさらに学習を深めるのです。
3.ようやくじっくり読み込む
この3回目でようやく"いち"から読み込みます。1,2にて事前に読み込んだ興味がある箇所と、飛ばしてしまっていたそうでない箇所が繋がり、興味の幅も理解の幅も広がります。ちなみに1,2で重要と感じたところには付箋やマーカーは必須です。実習の際にも役立つと思うので、チェックを入れときましょう。
正直なところ、1,2で読み込みを終えてしまったら"理解したつもり"になり大変危険です。好きなところのいいとこ取りでは、繋がりに欠けますし、頭でっかちになってしまいます。(読み込みが慣れてくれば3の行程を飛ばしてもよいと思いますが、基本的な読み方を身につけてからの方がよいかと思います)
最も頭に残る読み方は?
私が今回紹介した方法はあくまで参考でしかありません。一番大切なことは"自分の読み方を確立する事"自分の読み方が確立されると、漫画を読むのとさほど変わりません。きっと楽しくなります。その為にはまずは教科書等を手に取り、一日一ページでも読む習慣を身につける事。きっと将来に繋がりますよ。