オートキャンプ/オートキャンプのレクリエーション、楽しみ方

キャンプ場で仕事!?ノマドワークキャンパーのすすめ(2ページ目)

最近のキャンプ場はWi-Fi完備のところも増えてきました。そんな環境を利用してオートキャンプ場をワークスペースにしてみませんか?ノイズのない自然環境があなたの集中力と潜在能力をフルに引き出してくれますよ!

小林 孝延

執筆者:小林 孝延

オートキャンプガイド


キャンプ場を書斎にするために用意したいもの

眼下に広がる町を見下ろしながら椅子とテーブルで仕事

ラレマンドのウッド製ロールテーブルとガタバウトチェア

そんなノマドワークスタイルのためにぜひとも用意したいのが座り心地のいいイスとしっかりとしたテーブルです。具合のいいイスとテーブルさえあれば、世界中のキャンプ場所のすべてがあなたの書斎になってしまうのです。

僕がノマドワークスタイル用に20年以上愛用しているのがマクラーレンのガタバウトチェアとラレマンドのフォールディングテーブル。ガタバウトチェアはイギリス生まれのロングセラーでこうもり傘のように畳んでしまえば散歩好きのイギリス人のステッキになるという軽量コンパクトさが特徴。またフランス生まれのラレマンドのテーブルもまた天板がお風呂のフタのようにくるくるとロールできるので、どちらも乗用車のトランクにすっぽり納まってしまうのです。もちろんコンパクトに収納できるものならほかの種類でもOK! とはいえ、いくらコンパクトだからといっても、ディスカウントストアやホームセンターで売られているイスとテーブルがセットになったものはあまりおすすめできません。なぜならそれらは座り心地が悪いから。

長時間の作業を効率よくこなすなら、ここはひとつ座り心地や使い心地のよさにこだわってほしい。仕事の効率と集中力がだんぜん変わってきますよ!

ガタバウトチェア

ベビーカーで有名なマクラーレン社のロングセラー

カヌーイストでエッセイストの野田友佑さんは北極圏をカヌーで旅するときも、必ずイスとテーブルはカヌーに積み込んで、気にいった河原を見つけたら荒野を一瞬で書斎に変えて読書や執筆するという話しを、20年ほど前に氏の雑誌連載を担当していたときにうかがったことがあります。それを聞いてからすっかり僕もキャンプ場で仕事をするのが好きになりました。「そんなわざわざキャンプに行ってまで…」という声が聞こえてきそうですが、今やむしろわざわざキャンプに行くときこそ、読まなければならない原稿をどっさり携えて、集中して作業するのです。当時はいまのようにIT環境どころか携帯電話も普及していない時代です。ひとりで山の中にいる生活ノイズのない時間の流れはほんとうにゆるやかでまさに原稿に集中したり読書するのにうってつけだと知ることができました。

また非日常的な体験や空間こそが普段働いていない五感をフルに稼働させることにつながり、新しいビジネスアイデアが生まれてくるというのことも、多くの賢人たちの著書に記されています。


ぜひ一度オートキャンプを利用したワークスタイル試してみてください。非日常的な空間と自然が奏でるハイレゾリューションサウンドによる集中力アップは、あなたの潜在能力をフル稼働して作業効率があがることが請け合いですよ!
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