女ヲタゆえの理想と現実のギャップ?
初春といえば卒業シーズン。それはアイドルも同じ! ツイッターやブログでの「title:大事なお知らせ」に戦々恐々としていた方も多かったのではないでしょうか。GWを前にしてそろそろ落ち着いた感ありますが。ただ現在のアイドルはメンバーの卒業加入はもはや「前提のこと」として見ていかないと心が折れてしまいそうです。そしてプロデューサーもその卒業をどうバネにして次のステップに行くか、を考えていかないと。運営もファンもハート強くないと大変です。
さてある日ツイッターを見てたら、「ふわりんきゅーとちょこれーと」というアイドルグループが紹介されていました。そのリンク先を見ると、
"突然のご報告になりますが、先日3/7にお披露目会という名目でライブをやらせていただきましたが、その後メンバー全員から辞退の申し入れがあり、それを許可致しました。
メンバーがいなくなってしまったので、活動が出来ません。
なので、この度、再度メンバーを募集したいと考えております。"
大切なお知らせ:ふわりんきゅーとちょこれーと公式
なんと、初ライブで全員脱退!そして再募集! 最近だと合法幼女症候群が「メンバー全員脱退、新メンバーで再始動」していましたが、いきなり初ライブで全員脱退って聞いたことがない。ということで、ふわりんきゅーとちょこれーとプロデューサーに電話取材してみました。
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--もともとふわりんきゅーとちょこれーとが結成された経緯を教えてもらえますか?
私自身もアイドルファンであり、様々なアイドルを見ていく中で自分でもアイドルを作りたい、面白いことをしたいと思ったのが始まりです。
それで女ヲタの方の中にもアイドルになりたいと思いながらもなかなか踏み出せないというような方がいたりするのではないかと考え「女ヲタはアイドルになれるのか?」という現在のコンセプトを掲げメンバー集めを開始致しました。
まずは私がよく通っていた現場の女ヲタの方に声をかけてメンバーを集めました。皆「面白そう」とやる気はありましたね。1月くらいにメンバーが決まって、3月7日のお披露目に向けてレッスンを始めました。
幻の?1期メンバーの3人。現在は一般人というかヲタに戻ったそうです。(現在は活動していないのでボカシを入れています)
メンバーそれぞれ仕事を持っている方もいるので、なかなか都合が合わず個人練習になってしまうことが多かったです。曲はスタッフが作ったオリジナルの曲も制作したんですが、振り入れはデビューライブの数日前とギリギリでしたね。
--それでライブ当日ですが…自分もツイッターで情報得ただけで実際見れてなくて申し訳ないんですが、「お披露目会」の内容はどんな感じだったんですか?
流れと致しましては、ライブ(カバー1曲・オリジナル1曲)→トークタイム→ライブ(オリジナル)→物販という流れでした。お客さんは15人くらいでしたね。
内容は、まあ正直言えばグダグダな部分はありました(笑)。ただ「女ヲタがやってる感」は出てたと思いますし、続けていけば面白いものになるんじゃないか、とは思ってました。
--ブログではお披露目会の後「メンバー全員から辞退の申し入れがあり」とありますが、ライブ終わってすぐだったんですか?
いや、数日後ですね。メンバーで話し合った結果みたいで、全員で言ってきました。ライブの直後は、緊張もあってかなり疲れきってましたね。それとグダグダな部分に対して「悔しい」とも言ってました。
脱退の理由に関しては「やはり私たちはステージに上るよりもステージを見ていたい」という理由が一番大きかったと思います。理想と現実のギャップといいますか…。今ならまだファンの側に戻れる、というのもあったのかもしれません。
自分としても、いかに女ヲタの方をアイドルにしていくのかが難しいことかということを実感しました。
お披露目会後の写真。まさかこれが最後になるとは…。
特にこれといった縛りはありません。アイドルになりたい! ステージに立って皆を笑顔にしたい! という気持ちがある方でしたら大歓迎です。
我々運営も初めてのことが多いのですが、この一回の失敗をネタにして(笑)、いろんな子が集まればいいなと思ってます。応募もぼちぼち来てまして、1人いいなという子と会ったところです。
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いきなりの挫折を味わったふわりんきゅーとちょこれーと(の運営)、2期メンバーはどうなる? これをネタにして這い上がるのか否か、ともかくセカンドデビューライブには当ガイドも駆けつけたいと思います!
関連リンク
ふわりんきゅーとちょこれーと公式ブログ
ふわりんきゅーとちょこれーと公式ツイッター
高橋岳@ふわきゅ運営ツイッター
双葉もえこ(ふわきゅ運営兼楽曲担当)ツイッター