カナダ/カナダの観光・見どころ

ユーコン準州・ホワイトホース/カナダ

冬のオーロラ観賞地として知られているユーコンですが、夏も見どころたっぷり。大自然を存分に楽しむアウトドアはもちろんですが、峠を越える山岳鉄道やツンドラの紅葉など、アウトドアが苦手な人でも楽しめる観光がたくさん! みーんなが楽しめるユーコン準州の魅力をご紹介します!

執筆者:下村 猛

アウトドア派の人も! そうでない人も! みんなが楽しめるユーコン

大自然の中を一直線に走る道路!

大自然の中を一直線に走る道路!

天空にオーロラが煌き、果てしない原野の大地が広がる……。カナダの中でも、特にユーコンという土地は、大都市から遠いカナダ北部に位置しているため、そんなイメージで見られがちです。

確かに人口が希薄で、豊かな自然に恵まれたユーコン準州はアウトドアにはもってこいの環境です。でも、夏場はバンクーバーやシアトルからアラスカへ向けて豪華クルーズ船がたくさん運航されていて、州都ホワイトホースやこの後ご紹介するスキャグウェイという町は、夏場は観光客で大いに賑わうのです。そういった旅行者は、むしろアウトドアとは正反対にいるような人たち……。実は、アウトドアが得意ではない人でも楽しめる、楽しみ方の間口の広さがユーコン準州の魅力なのです。

というわけで、アウトドア大好き派の人も、普通に観光を楽しみたい人でも、どちらの人でも存分に楽しめる! そんなユーコン準州の魅力をご紹介します。

※オーロラ観賞については別記事、ホワイトホースのオーロラ観賞をご参照ください。
※記事内の情報は2015年11月現在のものです。ご旅行の際には、かならず最新の情報をご確認ください。

日本からのアクセス

エドモントンやカルガリーからもアクセス可能undefined(クリックで拡大)

エドモントンやカルガリーからもアクセス可能 (クリックで拡大)

ユーコン準州の玄関口となるのは州都ホワイトホース。日本からだとバンクーバーを経由して同日到着が可能です。バンクーバーへは成田から、エアカナダ、日本航空、そして、羽田から全日空が直行便を運航。夏季のみの不定期便ですが、関西空港からもバンクーバーへの直行便が運行されています。

バンクーバーからホワイトホースへはエアカナダと、ユーコン準州をベースにしたエアノースが運航しています。所要時間は2時間30分ほど。

現地での交通事情

日本の1.5倍ほどの面積だが、準州全体でも人口は34000人ほど!

日本の1.5倍ほどの面積だが、準州全体でも人口は34000人ほど!

ホワイトホース空港はダウンタウンに隣接しているといっても良いほどのロケーション。滑走路をはさんでターミナルの反対側が町という位置関係で、車で10分ほどの距離にあります。ダウンタウンのアクセスはバスかタクシーの選択ですが、バスは1時間に1本程度しかありません。しかも日曜は運休なので、非常に利用しづらい交通手段です。基本的にはタクシーを利用することになり、料金はメーター制で15カナダドル程度。通常、ターミナルビルの外に客待ちのタクシーがいます。

この州都であるホワイトホースをベースにして、ユーコン準州各地へと足を伸ばすことになりますが、ホワイトホース以外に大きな町はなく、未開の原野が広がります。ドーソンシティなど、移動距離が大きくなる場合、空路を使ったほうが時間を有効に使えるケースも。

レンタカーを使える人は問題ありませんが、そうでない人はパッケージツアーや、現地でのオプショナルツアーに参加することになります。

ホワイトホースには日系または日本語対応可能な旅行会社がたくさんあります。詳しくはカナダ・ユーコン準州公式サイト(日本語)にて、ご確認ください。
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