スコットカタログ
スコットカタログ(Standard Postage Stamp Catalogue)はグローバルスタンダードともいえる世界切手カタログで、電話帳のような大判のカタログです。2017年版は6冊組で各巻120ドルほどと高価ですが、筆者自身は数年おきにバックナンバー全巻揃いを2万円前後で探して購入しています。1840-1940年に絞ったクラシック版もあります。ミッヘルカタログ
ミッヘルカタログ(Michel Katalog)は内容の詳しさと網羅性では、世界で最も信頼のできる切手カタログ(ドイツ語)とされます。切手印刷や発行の詳細な経緯などまで詳しく知りたいときは重宝します。ドイツ語が読めなくても使用できますが、上級者向けです。
ミッヘルカタログの表紙。
その他の切手カタログ
イギリスのスタンレー・ギボンズ(Stanley Gibbons)、フランス切手で有名なイベール・エ・テリエ(Yvert & Teller)、北欧切手を網羅したファシットカタログ(Facit Catalogue)なども、日本でよく使われます。次のページでは、インターネット上にある無料情報の中で、カタログ代わりになるものを見ていきたいと思います。