リーマンによるリーマンのためのリーマンの歌
ガイド:(訊かなかったらよかったと思いつつ)大惨事であったにも関わらず、正直なご報告ありがとうございます。
まるでハードコアパンク・バンドの曲名のような「公開処刑」… これはリーマンによるリーマンのためのリーマンの歌。確かに非リーマンにリーマンの事はリアルに歌えない。ユリオカ超特Qの「ハゲラップ」という曲をご存知でしょうか? あれは、ハゲのハゲによるハゲのためのラップですが、近い世界を感じます(笑)。このまま、爆発的にヒットしても、ここまで言ってしまうと、リーマン辞められませんね。
ぎょうざくん:
ヒップホップとは元々、怒りと自由をテーマにした音楽なので、その矛先の一部がハゲに向かってしまったのもある意味、当然の帰結と言えるのではないでしょうか。
ボ・ボ・ボーナス
ガイド:「世にも奇妙なボーナス日」…イントロで掴み、リーマンとOLの哀愁に溢れる内容。見事です。ボーナスは実体験としては例えば、何に使い込んだのでしょうか?
ぎょうざくん:
ボーナス日に100万円のカルティエの時計を現金で買って、翌月からポケットバンクからの借金生活が始まりました。
OLマイクにはLINEも既読スルーされる
ガイド:確信犯的に90年代にタイムスリップした「大奥の世界」、実は大好物です。もともと女子ラッパーって好きなんです。「 鼻毛ボー」で戦慄のデビューをしたジョンジョリーナ・アリーちゃんがいます。彼女はラッパーではないですが、「ジョンジョリーナ・アリーのRAP (嘆きのカーナビ)」という女子ラップが僕は大好きです。話が飛んでしまいましたが、この曲もOLが歌うが故にリアリティがありますね。やはり、OLのみなさんの会社にもこわいお局様がいるのでしょうか?
ぎょうざくん:
OLマイクとはLINEも既読スルーされる仲良しなので、もう少々お待ちください。
ガイド:
OLなのにマイクなんですね。メンバー間の不協和音が感じられて、答えてもらえなかったけど、訊いてよかったです。
リーマンの事は、リーマン、OLの事はOLが歌詞を考えているんですか?
ぎょうざくん:
御意。