アイデア満載!
3曲目の「愛犬アンソニー」は、ヴォコーダー全開のエレクトロファンキ曲。エレクトロファンキとは、バイレファンキをやるブラジルの人達がエレクトロを取り入れたもの。ちなみに、バイレクトロとは、エレクトロがバイレファンキを取り込んだ場合。愛犬アンソニー (YouTube)
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4曲目のダブステップ・サンバ歌謡「日灼けマシーン」では、日本語とポルトガル語のちゃんぽん。ポルトガル語部分には日本語対訳もついていて、勉強になります。「Cama de Bronzeamento(日灼けベッド)」と「cama-cama-cama-camatteyo(かま・かま・かま・かまってよ)で二カ国語で韻を踏んでいます。
日灼けマシーン (YouTube)
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ちょっと出だしがPerfumeっぽい「トベヨマイラ」に続き、チャレンジャー精神満載のジョルジ・ベンジョールの「Mas Que Nada」とE&WFの「Brazilian Ryhme」をカヴァー。そして、ラストの「どんだばな」では、ボサノヴァのリズムに乗せて、東北の各地を歌詞に民謡を歌います。ブラジルを軸にアイデア満載のリンダ3世のこのアルバムは後世に残る作品か分かりませんが、僕の記憶にはしっかりと残りました。