7:子ども部屋の収納
イケアでは、「子ども室プロジェクト」を大学と共同研究しています。大人が考える部屋と子どもが理想としている部屋とでは、食い違いがあるそうです。大人は動線を考えて効率よく家具を配置しますが、子どもの場合は居心地の良さを優先するとか。自分の好きな空間に仕上げたいと思っているのです。イケアの本国スウェーデンでは、子ども自身で部屋のインテリアを設えるのが普通のことだそうです。子どもの個性や意見を尊重するといった文化が、ショールームにも表れています。子どもたちがルームセットの中ではしゃぐ姿を見れば分かる通り、部屋づくりはワクワクするイベントなのです。
色々なルームセットを見ながら、子どもの意見を聞いてみましょう。学用品、衣類、おもちゃなどの収納については、親子で一緒に考えて良い方法を見つけるチャンスです。ショールームを、親子のコミュニケーションの場として活用してみてはいかがでしょう。
片付けにくい場所として、玄関のソリューションもご紹介します。