Perfumeへと
RHYMESTERがいい感じで温度を上げてくれ(でも、上げすぎない)、Perfumeの出番となる理想的なパターン。FES!ツアー自体はまだ終わっていないので、Perfume部分に対しては今回のポイントだけ抑えますが、Perfumeはオリジナル「マカロニ」、そして宇多丸リクエストの「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル (PSPS)」を含めてやってくれました。「PSPS」を聴いたのは久しぶりの気がしますが、この曲は、「もしやPerfumeもこれまで」とファンが危惧をしたデビューにしてベスト・アルバムの『Perfume~Complete Best~』(2006年)に唯一収録された新曲でした。アイドルに十分ありえるフェイドアウト・パターンです。そして、歌詞を聴いてほしい(涙)。その時点では「手をのばしても届く」存在だったがPerfumeが、いまや「届かない」存在となることを予言した曲でもあります。この曲を選んだ宇多丸さんの心境も伝わります。夢の共演で
最後のコーナーは、予想通りPerfumeとRHYMESTERの夢の共演。Perfumeにフリースタイルラップしてもらうという難易度の高いリクエストにも果敢に挑戦します。あ~ちゃんは期待通りこなし、のっちも切り抜け、かしゆかがこけてしまったものの、かわいいからいいよ。でも、本人は無かった事にして欲しいみたいですが… そして、繰り出したのが「ナチュラルに恋して feat. RHYMESTER」。当然、ヒップホップ仕様、あ~ちゃん的にはブンチキバンチキ仕様。特に感動を誘うのが宇多丸パートのラップ。Perfume古参だから故に作れた魂の16小節! これはシングル仕様で急遽発売とかしてほしい。結論…僕は「金沢までやって来た価値があった」「Perfume、RHYMESTER、ありがとう!」とお世辞抜きで言います。
次回は、初海外レポート。韓国、ソウル、UNIQLO-AXでのマキシマム ザ ホルモンとの対バン・ライヴの様子をレポートしてきます! カンジャンケジャンも食べたい!