金沢に行こう!
兼六園
もう一つの大事な理由は、比較的近い金沢でちょうど花見のタイミングであったという事。僕は神戸に住んでいますが、大阪からサンダーバードに乗れば、金沢駅まで2時間半。しかも、長い人生で行ったことが無い土地。これはもうPerfumeが「行け!」と言ってくれているとしか思えません。実際、ライヴの翌日、僕は兼六園で花見を堪能し(良心的なことに、入館料はこの時期ただ!)、21世紀美術館と金沢くらし博物館を観覧し、近江町市場で海鮮丼を食べることができました。よくよく考えてみると、ここ数年、仕事以外で地方に行ったのは、Perfumeのツアーばかり(笑)。福岡(生きた透明イカを食べる)、広島(広島焼を食べる)、高松(讃岐うどんを製麺所で食べる)、愛媛(道後温泉にはいる)等、なんだか食いしん坊ツアーになっていますが、みなさんも自分の好きなライヴなどにかこつけて、地方にぜひ繰り出されてみてはどうでしょうか? きっといい発見があり、思い出ができるはずです。
RHYMESTER登場
夕桜が近隣に咲く本多の森ホールは、兼六園の近く。キャパは1707席とちょうどいい感じのコンサート・ホール。ドームとかでは、実質見るのは、ディスプレイになってしまいますが、ホールだとそこそこの席でも生で動きが伝わります。ほぼ開演時刻にRHYMESTERが登場! Perfume目当てで来ている人が明らかに多数派なのですが、B-BoyにもB-Girlにも見えない観客(もちろん、僕も含めて)のノリもよし。もちろん、Perfume古参としてリスペクトされている宇多丸さんだからという部分もあるでしょうが、「はじめてのヒップホップ講座」的な気の利いた解説をしてくれたMCのなせる技でもあります。5曲目の「POP LIFE x マカロニ マッシュアップ ver. 」つまり「マカロニ」のブレイクビーツで「POP LIFE」を歌う時、ひとつのピークを迎えます。当時からソウル風味がある曲として一部では認知されていた「マカロニ」は、納得がいく選曲で、かつ納得がいく仕上がり。