ネットの金券ショップなら地方限定の優待券も売れる

桐谷さんのお部屋を再び訪問

桐谷さんのお部屋を訪問

桐谷さんといえば、ママチャリで都内近郊を縦横無尽に滑走するそのエネルギッシュな姿が印象的――。とはいえ、もちろん電車に乗ることもあります。しかし、そんな時でもおトク魂を忘れないのが桐谷さんのポリシー。

「切符は定価では買わず、金券ショップでまとめ買いしてストックしていますよ。土日は映画館をはしごするため、銀座を訪れることが多いのですが、片道190円の地下鉄の切符が、私のよく行く金券ショップでは3月までは140円で買えたんです。つまり、往復100円のトク。10回使えば1000円が浮くわけですから大きいですよね?  他にも、新幹線の切符や年賀状を買うことも。一昨年は40円、去年は45円で買えましたね」

金券ショップでは、使い切れない株主優待を売ることもあるそう。

「本当は全部使いきりたいのでちょっぴり後ろめたいのですが、たくさん持っているものは売ったりもします…。以前もお伝えしましたが、6枚綴りのマクドナルド優待券を1セット3180円で2セット分、売りました」

また、知る人ぞ知るこんな裏技も――。

「地方でしか使えない優待券を東京の金券ショップで売るのは難しいですが、ネットの金券ショップなら別。以前、それまで泣く泣く捨てていた地方の優待券が、ネットの金券ショップで売れると知りました。そうなると、利回りも違ってくるわけです。皆さんも手持ちの使っていない優待券が現金化できるかチェックしてみてはどうでしょう?」

映画通ぶりが話題を呼び、なんとジョニーデップにインタビュー!

ちなみに、桐谷さんが優待を使って年間に観る映画数は130~140本にものぼるといいます。ざっと計算しても、3日に1回以上は映画館に足を運んでいることに――。

映画館をハシゴする桐谷さん

映画館をハシゴする桐谷さん

「平日は相場が終わってから行動するので夕方以降になりますけれど、土日は1日3本ずつ観ることもあります。優待をフル活用すれば、本当は年間300本観ることができるけれど、現実的には難しいですよね。ジャンルは問わないけれど、ホラーは苦手です…」

その映画通ぶりが話題を呼び、なんとテレビでジョニーデップのインタビューも経験しているというから驚き!「彼はとってもいい人でしたよ」

映画の話を振ると、目を輝かせて延々と説明してくれる桐谷さん。その鼻の頭についたカフェラテの泡が気になりながらも、熱弁に耳を傾ける「オールアバウト」取材チーム。

優待名人は、人生を謳歌する趣味の達人でもありました――。

★編集部が再び、桐谷家へ!おウチ訪問に続きます!

桐谷 広人さんプロフィール
1949年広島県出身、将棋棋士・投資家。日本テレビ系のバラエティ番組『月曜から夜ふかし』で現金を使わず、株主優待のみで生活をする姿が話題になった。現在はテレビ、雑誌、書籍などで幅広く活躍し『桐谷さんの株主優待生活』など著書多数。

取材・文/西尾英子 撮影/松本英明

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