マンション管理士試験/マンション管理士の試験・勉強法

マンション管理士試験 通信教育の活用(2ページ目)

マンション管理士試験の受験対策として専門学校に通いたくても、居住環境や仕事などの都合で叶わないことも珍しくありません。そんな方には、通信教育という選択があります。また、通信教育のサービス内容も進化しています。ネット環境が整備された昨今では、ビデオ講義の視聴も可能となり、専門学校との差が小さくなりつつあります。

村上 智史

執筆者:村上 智史

マンション管理士ガイド


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自己管理が最も大切!

主な通信教育講座のご案内

以上が通信教育の一般的な特徴ですが、マンション管理士試験対策を取り扱っているので有名な通信教育専門の会社としては、ユーキャンフォーサイトがあります。

上記2社のホームページに記載されている情報(平成26年4月4日現在)をもとに、それぞれの特徴を下記の通りまとめたので、ご参考にしてください。

(1) ユーキャン
・管理業務主任者試験とのセットコースのみを用意。
・標準学習期間は、7ヶ月。
・教育訓練給付制度の対象。
(一定の要件を満たした場合、受講料の2割が還付されます)
・合計10回の添削指導付き。
・講義動画がインターネットで視聴可能。
・試験情報、法改正情報、試験対策などを得られる会報誌の送付。
・クーリングオフ(教材到着後8日以内)可能。

(2) フォーサイト
・管理業務主任者試験対策とのセット講座も選択可能。
・標準学習期間は、6ヶ月。
・基礎講座、過去問題集、直前対策模擬試験の3点セットで構成。
・講義を収録したDVD(もしくはCD)が教材に含まれる。
・ネット学習システム(講義の視聴、確認テスト)が付属。
・サンプル教材は、無料請求可能。
・メールによる質問受付制度あり。


通信教育や独学で注意すべき点

通信教育や独学を選んだ場合に最も注意すべき点は、受験申込みの手続きを忘れないようにすることです。

専門学校の場合には、学校からのアナウンスや受験生同士の交流によって失念するリスクは比較的少ないと思われますが、一人で学習する場合には、その環境自体が思わぬ落とし穴になる可能性があります。

たとえ学習の準備が万全でも、出願手続きをしなければすべてが「水の泡」になってしまいます。受験日程を含む試験要項については、公益財団法人マンション管理センターのホームページ等に公開されますので適宜確認するようにしてください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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