恋人を顔で選んでしまう……イケメンや美人を選ぶのは誰のためか
損得よりも大切なものがあります
あなたがもし、「他人に自慢したい」という気持ちが中心となり、イケメンや美人の恋人を得たいと思うのであれば、それは、あなたを持続的に幸福な気持ちにする恋愛にはならない可能性が高いでしょう。
なぜなら、他人があなたの恋人の容姿を優れていると思う基準は人によります。その上「類は友を呼ぶ」法則で、あなたの周りにも似たような恋人自慢をする人が集まるでしょう。あなたは自分の恋人よりも更に容姿の優れた恋人を持っている友人に、嫉妬をするかもしれません。
また「どうせ付き合うならイケメンや美人がいい」と考えている場合。自分のフォーカスが、どこかずれているのを感じませんか? あなたは服を買う時に、損得を優先するタイプではありませんか? 「この服はオールシーズン使えるから」とか「着回しができるから」という理由で、本当に着たい服は買わず、多少自分好みでない服を買っているのではないでしょうか。
損得ではなく生き方で選ぶ
仕事や恋人の選び方は、損得では本当に満足のいく選択はできません。多少収入が低くても、好きな仕事をしている人の方が幸福度が高いのを知っていますか。逆に、収入が高くても毎日不幸そうに仕事をしている人をあなたは知っているのではありませんか。恋人候補を選ぶ段階でも、あなたの生き方は出ています。大げさかもしれませんが、それはあなたの人生が集約されている瞬間でもあるのです。あなたは自分の人生を、どのようなもので彩りたいのでしょうか。
恋人と結婚した場合、その先には長い結婚生活が待っています。そこでは、顔の善し悪しだけでは到底許すことのできない喧嘩の場面などもあるでしょう。どちらかが体調不良となり、少しの間寝たきりになるかもしれません。そんな時に、あなたを癒してくれるのは相手の容姿ですか? それとも、相手の心からにじみ出る優しさでしょうか。恋人の純粋な笑顔は、どんなに辛い場面でもあなたを癒してくれると思いませんか。
理由を探っていく
恋人は癒しの学びを与えてくれます
もしきっかけを思い出すことができれば、半分は解決したも同然です。「もうこのパターンは止める!」と宣言してみましょう。その宣言に気持ちがこもっていればいるほど、あなたがこのパターンを止めることのできる可能性が高いです。
逆に、その宣言に気持ちがこもっていない場合。そこには、まだこのパターンを手放せない理由があるということです。「もしまだ手放せない理由があるとすれば、それは何だろう?」と更に自分に問いかけてみましょう。そうすることで、より深い理由が出てくるでしょう。
おわりに
誰にでも容姿の好みはあり、その好みを持つこと自体は健全です。「性格だけで恋人を選ぶ!」という人の方が、個人的にはあまり信用できません。それよりも正直に、自分の好みをあけすけに言える人の方が、信用できるでしょう。何事もバランスです。生き方は顔に出ますから、どのような生き方をしている人がいいのかという点から、恋人の顔を考えてみても面白いかもしれませんよ。【関連記事】