風水リフォームの定番、西に黄色の始まりは金の瓢箪 (ひょうたん)
風水リフォームでよく聞くのが、家の西側に黄色いモノを置くと 「金運」 がよくなるというもの。でもどうして西に黄色なのでしょう?風水の定番といえば、西に黄色で金運がよくなるというもの。でもどうして東に緑や南に赤ではなく、西に黄色なのでしょう?
つまりその時代の中国では、西は富を運んできてくれる方位、富の象徴だったのです。そこで人々は、縁起のいい開運グッズとして人気があった 「金の瓢箪(ひょうたん)」 を西側に置いて、富に恵まれるようにと願いました。
つまり本来は、「西に黄色いモノを置くと金運が良くなる」 ではなく、「西側に金の瓢箪を飾って富に恵まれるよう願う」 だったのです。
風水リフォーム 「西に黄色」
金の瓢箪が、黄色いアイテムに変わったワケ
それから時代は流れ、香港にこの風水が伝わる頃、この 「金の瓢箪」 という部分が、「黄色いアイテム」 へと変化していきました。と言うのは、その頃の中国では 「黄色」 は一般人は使用禁止、皇帝だけが使える特別な色だったのです。しかし中国政府から遠い香港でなら、庶民でも黄色を使うことができました。
そこで香港の人たちは、「金の瓢箪」 の代わりに、この憧れの皇帝の色、「黄色」 を使って富を願うようになりました。その時代は、金色より黄色のほうが、はるかに富と権力を象徴する色だったのです。
これが、「西に黄色で金運がよくなる」 の始まりです。さて今の日本での富の象徴となる方位と色は、何になるでしょうか。
風水監修:村上瑞祥/Office Yuu
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