今さら聞けないことの1つ
大人になって今さら聞けないことって沢山ありますよね。家事の中にもそんなことが色々あります。洗濯物の干し方もその1つかと思います。それぞれのご家庭のそれぞれのやり方、ルールがあったり、そもそも特に決まりが無かったり。最近は洗濯乾燥機の乾燥機にかける家庭も増えてきているので、干し方なんて気にしないかもしれませんね。そんな中でも、「これは使える」というアイデアをいくつかご紹介したいと思います。前回のお洗濯全体の話の中で靴下はお風呂場でゴシゴシしてから洗濯機へ、と書きました。その予洗いした靴下は、下着用の小さ目の洗濯ネットに入れてから洗濯機へ入れます。そうすることで、洗濯後干す時に沢山の洗濯物の中から靴下を探す手間が無くなります。たかが靴下を干すだけのことなのですが、あの1つ1つ小さな相棒を探すのは結構ストレスなのです。そして、干した後、乾いた靴下は洗濯物を取り込みピンチから外すタイミングで2つ一緒にクルリと折り返してしまえば、乾いた洗濯物の中から靴下のペアを探す手間も省けるのです。靴下は常にペアで作業する、たったそれだけで楽になりますよ。
ちなにみ、靴下の干し方ですが、ゴムの方をピンチで止める、つま先側を止める、どちらもやってみたのですが、つま先側を止めると水分がゴムの方に溜まりゴムがすぐにダメになるように思います。ゴム側を止めた方が靴下が長持ちしますよ。洗濯ネットは、大きなものだと洗濯機の中でファスナーが開いて中身がでる可能性もあるので、下着用の小さ目の物が便利です。
省スペースの干し方で、アイロンと畳む手間が省ける
ピンチ1つで干せる省スペース干し
色あせ防止には裏返すひと手間
ちょっと面倒ですが、黒やネイビーなどの濃い色のものや、発色がきれいな物は裏返して干すと色あせや白焼けを防げます。効率よく上手に手抜きをして家事をこなしたい私なのですが、この部分だけは、面倒でも洗った後の洗濯物を裏返し、畳む時にまた裏返し……とがんばってます。ニットなど型崩れしやすいものはハンガーにかけた後、袖の部分をクロスして肩にかければ袖がだらりと伸びるのを防げます。最近は洗剤も洗濯機も進歩しているので、前はクリーニングに出していたようなものでも家で洗えるものが増えて助かりますね。
子供の衣類は専用のハンガーで
右側がイケア 左側は100円均一の針金ハンガーを曲げたもの
ちょっとしたことですが、きれいにそれぞれのアイテムに合った干し方をすることで、衣類は型崩れしにくく長持ちし、洗濯物のペア探しにイライラすることも無くなりますので、ぜひ試してみた頂きたいと思います。