解決法3:収納を抜本的に見直す
食品専用の収納庫があるといった、恵まれた条件をもつ住まいもあることでしょう。床から天井までみっちり棚のあるスペースの場合、高さを上手に活用することがポイント。無理なく手が届く高さにある棚には、すぐに使いきりたい食品をしまいます。腰から下のほうにある棚には、ペットボトルやビン、お米、ケースで買った重たい食品を収納。頭の上のほうにある棚には、乾物やフリーズドライ食品など軽くて賞味期限の長い食品に割り当てます。棚を新設するなら、背の高い棚を使って天井まで使いきるとタップリしまえる
食品専用のスペースがない場合には、すでにある納戸や廊下収納の一角を、食品スペースとして使います。その場合も先ほどの食品庫と同じく、しまう高さに応じて食品の置き場所を決めるのがポイント。ラックを使って、棚の段ごとに期限が管理できるようにしましょう。収納のグッズを併用すると、さらに品目ごとに整理しやすくなります。
今ある食品ストックが気になったら、一から見直してみましょう。簡単な手順にそって行えば、誰でもすぐに片付きます。特に、食材の種類が多いという家庭では、使いかけのモノが残りがち。しまい方を見直すと、調理して消費して補充する好循環に切り替わります。