箱根ガラスの森美術館 太陽光で輝くイルミネーション

虹色にきらめく自然光のイルミネーション

「箱根ガラスの森美術館」は、箱根町仙石原にある日本初のヴェネチアン・グラスの美術館です。温泉が湧き出る大涌谷（おおわくだに）を眺望でき、園内にはバラやアジサイ、高山植物など四季折々の花が咲き、秋には紅葉の染まる美しい自然に囲まれています。
園内に入ると、輝くクリスタルガラスの大きなオブジェに迎えられます。上の写真の光の回廊「Corridoio（コリッドイオ）」は、高さ9ｍ、全長10ｍのアーチで、ヴェネチアン・グラス美術館へのゲートとなっています。

シンボル的な存在の、高さ10ｍのツリー「Abete(アベーテ)」は、7万5千個のクリスタルガラスが使用されています。
昼間は、自然光でキラキラ輝くのですが、曇りの日や日差しが弱くなる夕方は、明るい時間帯でも投光機で下から照明し、輝きを感じられるようにしています。日が暮れるのが早い冬場はライアップの光で浮かび上がり、イルミネーションスポットとしても人気があります。

次のページでは「クリスタルガラスの美しい輝きの秘密」をご紹介します。