「友達お母さん」タイプは中学受験を失敗させる

「友達お母さん」タイプの母親は子供と一緒に勉強をしたがる傾向にあります。

「友達お母さん」タイプの母親は子供と一緒に勉強をしたがる傾向にあります。

中学受験の結果を大きく左右するのが母親の子供への関わり方。子供への関わり方しだいで中学受験を成功に導くことも、失敗させてしまうこともあります。今回は中学受験を失敗させてしまいがちな母親、「友達お母さん」タイプを紹介します。このタイプにあてはまるようであればこれまでの言動を改める方がいいかもしれません。

「友達お母さん」タイプの特徴

「友達お母さん」タイプには次のような特徴があります。ひとつでも当てはまるようであれば「友達お母さん」タイプの可能性があります。

  1.  「友達親子」が理想で、一緒に勉強しようとする
  2. 根拠なく「大丈夫」を連発する
  3. 気分によって勉強させたり、遊ばせたりする
  4. 子供の気分に同調しやすく、目標に向かって計画的に導くことが苦手
  5. 子供が親の期待に応えてくれないと感情的になってしまう

ひとつも当てはまらないようであれば、とりあえず「友達お母さん」タイプではありません。当てはまるものがあれば、今後少しずつ子どもへの接し方を工夫してみるといいかもしれません。

一般的に「友達お母さん」はわが子への愛情が深く、面倒見が良いです。子供からも「やさしいお母さん」と思われていて、それをうれしく思っています。逆に子供を厳しく律することには抵抗があるようです。一見、子供を受験成功に導きそうなタイプに思えるかもしれませんが、なかなかうまくいかないのが現実です。

受験を成功させるには子供の将来を見据え、子供自身の努力によって結果を出させることが必要です。ではそのために、親はどうすればいいのでしょうか。

子供ひとりでいさせる時間を作る

「友達お母さん」タイプの母親は子供と一緒に勉強をしたがる傾向にあります。勉強の仕方がまだよくわかっていない小学4年生まではそれでもいいのですが、学習内容が本格化する小学5年生になると限界がきます。中学受験では精神的な成熟度が成績に大きく関わります。子供一人で勉強する時間を少しずつ増やしていくことをおすすめします。

もちろんひとりで勉強すれば、当然わからないところが出てきたり、成績が上がらなくて一人で悩んだりすることも出てきます。でも、ことが子供を成長させます。悩みなくして成長ありません。子供の精神的な成長を見守るスタンスを心がけてみてください。

目標と現状の差を客観的に把握する

模試の成績表が返却されるとその結果に子供と一緒に一喜一憂してしまうのが「友達お母さん」タイプの母親です。模試は目標と現状の学力差を客観的に把握するためのものです。志望校の偏差値とわが子の模試の成績表を比べ、各科目それぞれどれくらいの開きがあるかを分析してみてください。難しいようであれば、塾の講師に質問するのが一番確実です。

親の期待を子供に押しつけない

中学受験で第一志望校に合格できるのは3人にひとりと言われています。見事第一志望校の合格を手にする人の方が、合格できない人よりも少ないのが中学受験なのです。難関校の入試は広く高度な問題が出題されます。努力すれば誰でも成功できる受験ではありません。無理がありすぎるようだったら、中学受験を回避し、高校受験で勝負させるという長期的な視点でわが子を導くいた方が成功することもあるのです。

さて、いかがでしたでしょうか。中学受験は特殊な受験です。子供への働きかけ方も難しいと思いますが、うまく導くヒントにしていただけたらと思います。
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