ジャマイカのボブスレーチームの実話を映画化『クール・ランニング』
『クール・ランニング』ジャマイカでボブスレーチームを組んで88年カルガリー五輪(カナダ)に出場した実在チームを描いたスポーツ映画。スポ根色もありつつ、コメディーの要素も満載。常夏の国、雪も降らない場所でボブスレーをするという無謀さがもうおかしくてたまらないコメディーです。
本当は陸上で夏季五輪を狙っていたけど、その夢が砕け散り、それでも諦め切れない彼らはボブスレーで冬季五輪に出場しようとするのです。しかし、資金が集まらないなどトラブルは続出、そもそも選手たちは「雪、初めて見ました」風で大丈夫なのか?と、笑ったり心配したり、この映画を見ていると、まるでボブスレーチームの親のような気持ちになりますよ。
コーチのみアメリカから来た本格派だけど、選手はほぼシロウトの彼らが五輪本番でどういう闘いをするのか、身体能力だけで乗り切れるのか、冬のカルガリーの寒さに耐えられるのか……など、数々の山場があり、もちろんスポーツの感動も! ちなみにソチ五輪にも出場したジャマイカのボブスレーチーム、この映画の影響はいまだ強く、ソチでも話題を振りまいていたようです。
監督: ジョン・タートルトーブ
出演: レオン、ダグ・E・ダグ、マリク・ヨバ、ジョン・キャンディ、レイモンド・J・バリー、ピーター・アウターブリッジ
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