日本酒/おいしい日本酒が飲める店

ニューオープン!COREDO室町2&3で日本酒ざんまい

去る2014年3月20日(木)にオープンしたコレド室町2&3。日本を賑わす日本橋をコンセプトに、日本橋界隈がぐっと賑わっている。お酒好きにお勧めしたい注目の店舗を取材してきた。ご紹介しよう。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

日本酒ファンも満足できる新しいCOREDO

三井不動産が『日本を賑わす、日本橋』をコンセプトに開発していた日本橋室町東地区の商業施設「COREDO室町2」「COREDO室町3」の68店舗が2014年3月20日(木)に一斉オープンした。合わせて「CORDO室町」「日本橋三井タワー」「COREDO日本橋」も一部リニューアルし、日本橋界隈に活気をもたらしている。日本橋は江戸の昔より栄えた商業地区で、老舗と呼ばれる店舗が数多く残る地域。今回の開業はその伝統を残しながらも若い人や女性にも親しみやすい雰囲気を十分に楽しませてくれる仕掛けが満載のようだ。もちろん日本酒サイトでは、日本酒ファンが喜ぶニューオープンの店を紹介したい。

八海山 千年こうじや

八海山2

彩も鮮やかな、バーニャカウダ

あの新潟を代表する淡麗辛口酒「八海山」(八海醸造)が運営する日本酒Bar。清潔感のあるカウンターや落ち着くテーブル席で、新鮮なお刺身や香ばしい焼き魚をはじめ、麹を利用したバーニャカウダなどを八海山とともに楽しめる。ショッピングコーナーでは麹だけでつくった「あまさけ」をはじめ、米・麹・発酵をテーマにした食料や調味料、バウムクーヘンなどのスイーツも販売されている。酒と食の新たな楽しさ、奥深さを感じることができる。

 

ヴィノスやまざき

ヴィノスやまざき2

静岡の地酒がずらり揃う、見ごたえあり

産地から直輸入“蔵直”のワインとチーズ専門店として知られるお酒屋さん。実は日本酒も充実しているのだ。1913年静岡で創業しただけあり、静岡の名酒がずらり揃っている。磯自慢、開運、初亀、喜久酔など日本酒ファンには垂涎の銘柄が揃うのが嬉しい。奥には試飲コーナーも。味見をしてから購入できるのは何よりうれしい。オープン当初はうれしいおまけがあるかもしれない。急ごう!

 

奥井海生堂

奥井海生堂1

わかりやすい場所に面したエントランス

福井の名酒ならココ。あの黒龍がずらり揃う。とはいえ、この「奥井海生堂」は昆布の名店。
明治4年創業、曹洞宗大本山永平寺・総持寺御用達として福井県敦賀市に本店を構える。「蔵囲い」の長期熟成昆布が知られ、京都などの名だたる料亭でも取り扱われる知る人ぞ知る店である。今回県外には初出店となる。

 

奥井海生堂3

清潔感溢れる店内、床はしゃくだに石。贅沢

なにせ江戸、日本橋は「鰹節」「鰹出汁」文化のメッカ。そこに「昆布出汁」で初登場とは実に面白い。鰹出汁のようにインパクトのある出汁ではないけれど、淡い、けれど深い味わい、長い余韻を体験できるのが昆布出汁だ。基本的にはショップだが、小さなキッチンが設置され場合によってはテイスティングも可能。ちなみに、この日は、利尻、山出汁、羅臼の味比べをさせていただいた。

利尻昆布(北海道最北)は品格とインパクトのある味わい、山出し昆布(函館などの道南地方)は繊細さと滑らかさ、羅臼昆布(知床周辺)は濃厚さと余韻の長さが印象的。ぜひお試しを。ワインや日本酒好きの方ならより楽しめるはず。また、さまざまなタイプの昆布とともに、綺麗な出汁が抽出できるミネラルウォーターも販売されているのがうれしい。

奥井海生堂2

黒龍と昆布のセットは贈り物に

お酒を忘れてはいけない。4合瓶のほかミニボトルもあり手軽に購入できるのがいいし、黒龍と昆布のセットがおすすめ。ご贈答にはもってこい。龍のごとく天に上り、昆布で“喜ぶ”、誠に縁起のいい贈り物だ。カラフルでポップな越前和紙を使ったギフトボックスは女性にもお勧め。お手にとってどうぞ。

 

京つけもの 西利

西利

カウンターでワインとともにお漬物

総理大臣賞や京都府知事賞など各賞を受賞している京都のお漬物屋さん。なにが楽しいかと言えば、お漬物とワインを合わせて楽しませてくれるところ。まずは日本産ワインとトライ。さらの徐々にラインナップに揃えていくというシャンパーニュや外国産名醸ワインとの組み合わせを堪能してみたい。

 

SHIKOKUバル 88屋

瀬戸内バル1

オープンテラス風の店内

名前の通り四国の海の幸山の幸を川の幸を一堂に集めた贅沢でありながらカジュアルな和風バル。瀬戸内産大タコと鳴門ワカメの柚子仕立て」「いりこのオイルサーディン」「讃岐牛の牛スジどて焼き」「生ハムと竜馬茄子のバルサミコソース」「宇和島のじゃこてん」「阿波御鶏のロティサリー」(ランチにもお勧め)などまさに四国ならではという食材の目白押し。地酒は、雪雀(愛媛)、梅錦(愛媛)、司牡丹(高知)、美丈夫(高知)、芳水(徳島)、川鶴(香川)などなど豊富な品ぞろえ。

瀬戸内バル2

絶対お試しあれ!の組み合わせ

お勧めの組み合わせは、「酒盗とパルミジアーノのピザ」と「司牡丹 特別純米酒 自由は土佐の山間より」。酒盗と地酒の相性の良さは書くまでもないが、ピザと日本酒の相性の良さはぜひとも体験いただきたいおいしさ。ピザの穀物の旨味と米の酒の旨味の相乗効果たるや感動ものだから。さらにパルミジアーノのコクと香ばしさがプラスされ、日本酒好きには満足のコンビネーションだ。
その他四国ならではの柚子、やまもも、ショウガを使ったカクテルも充実している。早めに立ち寄りたいバルだ。

さていかがだろう。3月20日から4月6日までは桜フェスティバルで桜ライトアップや夜桜オープンバルの開催など、さまざまな記念イベントが開催される。華やかな日本橋を体験できる。くわしくはこちらを。コレド室町HP“mi―mo”

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