角質・ピーリング/角質・ピーリング対策

ピーリングの基本!「皮膚科」「自宅ケア」の特徴は?

スキンケアの方法として定番化した「ピーリング」。美肌を手に入れるためにとても大切なケアのひとつと言えるでしょう。ここで改めて、皮膚科でできること、自宅でできること……それぞれのピーリングのポイントを知って上手に活用してください。

大貫 未記

執筆者:大貫 未記

スキンケアガイド

「ピーリング」という言葉はもう一般的になりましたが、どんな印象を持っているでしょうか。肌の皮をむく、古い角質が取れる、ヒリつきや赤みが出る、つるすべの肌が手に入るなど、そのイメージにはいい面も悪い面もあると思います。実際には正しい方法で的確に行えば、トラブルは出にくく美肌効果抜群のケアのひとつです。その魅力をお伝えすべく、今回は「皮膚科で受けられるピーリング」と「自宅でできるピーリング」にわけて、ピーリングの基本を解説します。

皮膚科で受けられるピーリング

カウンセリング

ピーリング前にカウンセリングなどで肌をチェック

一般的には「ケミカルピーリング」と言い、グリコール酸やサリチル酸などの酸を用いる施術が多いようです。肌表面にのせることで角質の剥離を促し、肌のターンオーバーを整えることができます。古い角質が取り除かれるため、くすみ感やシミ、ザラつき、ゴワつき、毛穴づまり、ニキビ、ニキビ跡などに効果的なほか、紫外線や加齢の影響で肌のターンオーバーが乱れた肌にもおすすめです。

皮膚科で受けることの大きな魅力は、ドクターが肌の悩みや状態を見極めて、薬剤の濃度を決めたり、酸のpHを調整したり、いくつかの薬剤を組み合わせたり、塗布時間を判断したりと、ひとりひとりの肌に応じてアレンジしてくれること。顔の部位別に使用する薬剤を変える、デリケートな部分をチェックして塗りわけるなども可能です。つまり、より効果が出やすく、かつ、安全なピーリングを受けられるというわけです。さらに、背中のニキビなど自分では手の届きにくい部分も任せられます。

もうひとつ、皮膚科ではレーザーや光などを使って行うピーリングもあります。レーザーなどの熱反応を利用して古い角質を剥離する方法で、敏感肌のためにケミカルピーリングを受けられない肌にもできるのがポイント。熱作用によって肌のコラーゲン産生が促されてハリがアップしたり、毛穴が引き締まったりという、うれしい効果も期待できます。

いずれしてもダウンタイムはなく、施術後そのままメイクして帰れることがほとんどです。万が一、赤みやヒリつきが強いなどのトラブルが出た場合でも、外用薬などを処方してもらえるので安心です。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    (ミーコ)明日きれいになれる!ビューティ特集&コラム

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます