「ピーリング」という言葉はもう一般的になりましたが、どんな印象を持っているでしょうか。肌の皮をむく、古い角質が取れる、ヒリつきや赤みが出る、つるすべの肌が手に入るなど、そのイメージにはいい面も悪い面もあると思います。実際には正しい方法で的確に行えば、トラブルは出にくく美肌効果抜群のケアのひとつです。その魅力をお伝えすべく、今回は「皮膚科で受けられるピーリング」と「自宅でできるピーリング」にわけて、ピーリングの基本を解説します。

皮膚科で受けられるピーリング

カウンセリング

ピーリング前にカウンセリングなどで肌をチェック

一般的には「ケミカルピーリング」と言い、グリコール酸やサリチル酸などの酸を用いる施術が多いようです。肌表面にのせることで角質の剥離を促し、肌のターンオーバーを整えることができます。古い角質が取り除かれるため、くすみ感やシミ、ザラつき、ゴワつき、毛穴づまり、ニキビ、ニキビ跡などに効果的なほか、紫外線や加齢の影響で肌のターンオーバーが乱れた肌にもおすすめです。

皮膚科で受けることの大きな魅力は、ドクターが肌の悩みや状態を見極めて、薬剤の濃度を決めたり、酸のpHを調整したり、いくつかの薬剤を組み合わせたり、塗布時間を判断したりと、ひとりひとりの肌に応じてアレンジしてくれること。顔の部位別に使用する薬剤を変える、デリケートな部分をチェックして塗りわけるなども可能です。つまり、より効果が出やすく、かつ、安全なピーリングを受けられるというわけです。さらに、背中のニキビなど自分では手の届きにくい部分も任せられます。

もうひとつ、皮膚科ではレーザーや光などを使って行うピーリングもあります。レーザーなどの熱反応を利用して古い角質を剥離する方法で、敏感肌のためにケミカルピーリングを受けられない肌にもできるのがポイント。熱作用によって肌のコラーゲン産生が促されてハリがアップしたり、毛穴が引き締まったりという、うれしい効果も期待できます。

いずれしてもダウンタイムはなく、施術後そのままメイクして帰れることがほとんどです。万が一、赤みやヒリつきが強いなどのトラブルが出た場合でも、外用薬などを処方してもらえるので安心です。