ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

手紙の敷居を下げてくれる便箋

「手紙を持ち運ぶ」をコンセプトに作られた便箋&封筒。手紙を書こうと思った時にすぐに書き出せる便利で心地よいアイテムです。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

手紙は、送るタイミングが大切だ。誰かから何かをしてもらったり、頂きものをした時にすみやかに出すのが望ましい。わかってはいるけど、ついつい忙しさを理由に後回しにしているうち、1日2日と経ち、あぁ今から出したらタイミング的に遅いよな、ということになってしまう。

このアイテムは、そうしたことを防いでくれそうだ。
デザインフィルundefinedポケット付き便箋

デザインフィル ポケット付き便せん A5(30枚)480円+Tax。
ポケット付きカード 洋2(15枚)360円+Tax。


ノートスタイルの便せん

この便せんの一番の特長は、ノートスタイルになっているところ。これまでの便せんと言えば、紙面の上が糊付けされた、いわゆる「天糊」スタイルだった。それがノートのようになっただけで、個人的には手紙を書く敷居がグッと下がった印象がある。いつも書き慣れているノートスタイルなので、肩肘はらずに書いていけそうな気がしてくるから不思議だ。
デザインフィルundefinedポケット付き便箋

まるでノート感覚で使える便箋

デザインフィルundefinedポケット付き便箋

ホワイトとクリームの2種類。A5サイズは横罫線。

デザインフィルundefinedポケット付き便箋

洋2サイズのカードは厚手の紙を使用。紙面はすっきりとした無地。

ノートスタイルは持ち運びやすさという点でもいいと個人的には思う。しかも、これには手紙にまつわるものを収納しておける隠しポケットが、表紙を開いた内側に付いている。A5サイズタイプなら、ここに洋2の封筒や切手を予めセットしておくこともできる。

こうして持ち歩いていれば、もはやあとは書くだけという体勢を常に整えることができる。
デザインフィルundefinedポケット付き便箋

洋2サイズのカードにも同じように隠しポケットが付いている。こちらには、封筒は収められないが、切手ならOK。

さりげなく付いているこのポケット。実際に使ってみて気づいたが、表紙側に付いているところがいい。ノートのポケットというと、巻末に付いているものが多いが、後ろ側だと便せんに書こうとすると、紙面に凹凸ができて書きにくくなってしまう。その点がちゃんと考えられている。
デザインフィルundefinedポケット付き便箋

専用の封筒(洋2)はホワイトとクリームの2色。封には予め糊付けされているので、いつでも投函しやすい。6枚入り 各360円+Tax 


どう書き出せばいいかも解消

手紙を書き慣れていないと、出だしでつまずいてしまうことがある。この便せんには1ページ目に1月~12月ごとの季節の書き出し文例が掲載されている。あとは要件を書いていけばいい訳だ。これは心強い。
デザインフィルundefinedポケット付き便箋

巻頭に手紙の書き出しや拝啓、前略などの基本的な手紙の作法に関する情報もコンパクトにまとまっている

デザインフィルundefinedポケット付き便箋

巻末ページには、住所録がある。よく手紙を送る人のアドレスを書いておけば万全だ。

普段から持ち歩いたり、旅行に出かける際に携帯しておけば、タイミングを逃さずに手紙を出すことができる。「持ち運びやすさ」に加え、「書き始めやすさ」まで考えられた手紙セットである。
デザインフィルundefinedポケット付き便箋

A5サイズ便箋の紙面は細かな凹凸があり、書き応えがあった

デザインフィルundefinedポケット付き便箋

罫線の幅が10mmとゆったりとしているので、太字の万年筆でも書きやすい

デザインフィルundefinedポケット付き便箋

表紙そして中の紙面にもデザインされた気球は、メールほどの早さはないがゆったりと届く手紙をイメージしている。これこそがメールにはない手紙ならではの良さだと思う。


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