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現行アウディA4はクワトロも新車時の半額以下(2ページ目)

デフレなんてどこ吹く風と言わんばかりに、リーマンショック以降の不景気においても着実に日本市場で人気を集めたアウディ。その基幹モデルであるA4が、現行モデルにも関わらずいよいよ新車時の半額以下から狙えるようになりました。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

2Lターボと3.2Lのクワトロモデルを狙いたい

メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズがFR(エンジンを前に置き後輪を駆動)に重きを置くように、アウディといえばやはりクワトロでしょう。
アウディA4undefinedインパネ

センターアームレストには12V電源が2カ所に用意されていますから、何かと移動中の充電ものが多いという人には便利です。また2Lターボと3.2Lモデルは運転席/助手席/後席の3ゾーン独立式エアコンが標準装備となります

つまり2Lターボや3.2Lエンジンを搭載するクワトロモデルが、今回の狙い目。まずは原稿執筆時点での価格から見てみましょう。

5万km以内&修復歴なしで探してみると、2Lターボモデルは209.9万円(2010年/5万km)、3.2Lモデルは235万円(2008年式/4.2万km)から見つかります。新車時価格は2Lターボが495万円、3.2Lが645万円ですから、どちらも半額以下から探すことができるというわけです。

2Lターボは2ペダルMTである7速SトロニックをA4で唯一装備しているところが大きな魅力。一方の3.2Lは最上級グレードらしく本革シートが標準になるなど装備が充実しています。

どちらもクワトロは通常時の駆動配分が前40:後60と、スポーティな味付けが施されています。また、いずれも車両特性を「オート」「コンフォート」「ダイナミック」の中から選べるアウディドライブセレクトがオプションで装備されています。
アウディA4undefinedシート

シート生地によらずA4全車、前席は電動パワーシート。また前席はスポーティな演出としてやや低めに配されています。3.2Lモデルは本革シートが標準で、ブラック/ベージュ/ブラウンの3色から選べました

カーナビやTV、オーディオなどを一つのダイヤルとサブのボタンで一括制御するMMIは全車に標準装備。またデンマークのバング&オルフセンの高級オーディオを全車にオプションで用意しています。

バング&オルフセンはスピーカーが14個になりますが、標準仕様でも6連奏CDチェンジャーとサブウーファーを含む10スピーカーですから、音関係は十分です。

ちなみにデビュー時はDVDナビですが、2009年12月にはHDDナビとなり、iPodなどにも対応しているので、こだわる方はそちらを探すといいでしょう。

いずれにせよ、当代きってのお洒落番長は装備も充実。さらにクワトロモデルを選べばアウディらしさも自慢できます。

会社の後輩には羨ましがられ、分かりやすいメルセデス・ベンツやBMWではないし「中古車ですから」と言えるため、上司からは嫌みもないはず。おいしくなった今こそ賢いお買い時ではないでしょうか。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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