4 前売り券はどうなっている?
劇場で払う料金が高いなら、前売り券で少しでも払うお金を減らしたいと思う方もいるでしょう。この前売り券がけっこうクセもの。値上げをしている前売り券もあれば、お値段据え置きの前売り券もあります。さらに劇場で買える前売り券の「ムビチケ」と、コンビニで買える前売り券で値段の違いがあったりするのです。
たとえば2014年4月現在だと、「テルマエ・ロマエ2」「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」「X-MEN:フューチャー&パスト」は、ムビチケでもコンビニの前売り券でも、変わらず値段は1400円です。コンビニの前売り券が実質100円の値上がりとなっています。
「ネイチャー」「アメイジング・スパイダーマン2」はムビチケが1400円、コンビニの前売り券が1300円になっていたります。コンビニの前売り券はお値段据え置きです。
「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」 「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」は、ムビチケでもコンビニの前売り券でも大人1300円、小児800円と、こちらも据え置きの値段設定になっています。
実にややこしいですね。同じ値段であればオリジナルグッズをもらうことができ、座席指定もできるムビチケのほうがおトクですが、100円の差があるのであれば コンビニでの購入を優先する方もいるでしょう。今後の料金は統一されるのかもしれませんが、今の段階では作品ごとに値段を調べるしかなさそうです。
5 1000円で観る方法もある!
大学を卒業し、大人になった方にとって1000円札1枚で映画を観ることは難しくなったと言ってよいでしょう。ファーストデーでも、レディーズデーでも最低1100円、たとえシニア世代になっても1100円なのですから。たかが100円の差とは言っても、わざわざ100円玉を出すのが億劫な方も多いと思い ます。しかし、1000円で映画を観る方法もあります。ユナイテッドシネマの会員限定のサービスデー(金曜)は、シネマコンプレックスの中では数少ない1000円で観ることのできるサービスです。
お近くの単館系映画館を調べてみると、1000円で観る方法が見つかるかもしれません。たとえば、新宿武蔵野館では新たに水曜日サービスデーが実施されており、誰でも1000円で観ることができます。ポレポレ東中野のファーストデーの料金も、1000円据え置きとなっています。
また、12月1日にもTOHOシネマズとT-JOYでは1000円で観ることができます。こちらは8ヶ月待つしかありません。
次のページでは、各々のシネコンごとのサービスをまとめた表をお見せします!