住宅設計・間取り/キッチン・洗面・寝室・子供部屋の間取り

基本間取りの考え方シリーズ2 キッチン編(2ページ目)

フローチャートに学ぶ基本間取りの考え方シリーズ、2回目はキッチン編です。キッチンでの基本の流れをどう組み合わせれば使いやすいのか、又生活スタイルに応じたキッチンとはどういうものなのか、考えていきましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


〇どんな設備機器や器具をつける

・IHにするか、それともガスの熱源にするか。
・給湯リモコンやインターホンの位置と高さを確認する。
・電子レンジなど消費電力の大きい家電には専用回路のコンセントが必要。
・家電の寸法はしっかり測って、搬入と設置のスペースを確保する。


〇湿気や換気の確認もしておこう
・給気孔と排気孔の位置を確認する。
臭いや煙の発生する場所なので空気の循環が大切です。
・採光や通風・換気を兼ねた小窓があると快適。
・勝手口を設けると通風もできゴミの出し入れにも便利。

undefinedundefined

作業する目の前に窓があると遠方をみながら作業ができるので開放感が感じられる。                               (株)佐川旭建築研究所 設計


ガイド佐川のワンポイントアドバイス

キッチンのレイアウトを考える際、意外とうっかりするのがゴミ搬出時の動線計画です。リビングの中央を通らないと玄関に行けないということはよくある話です。

キッチンは、設備機器の使い勝手や機能性に目がいきがちですが、外から帰ってきて一番先に行くところがキッチンだったりもします(買い物時は当然ですが)。外から入ってくる、又は外に出る(ゴミ搬出時)など動線も考えながら、間取り計画を心がけて下さい。

次回シリーズNo.3は寝室について考えます。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます