フローチャートに学ぶ基本間取りの考え方シリーズ No.2
-キッチン編-

中心的な役割をはたすキッチン

キッチンは、薄暗く寒々しい場所から住まいの中心的な役割を担う場所に変わったことで、食べるスペースとの関係性がとても重要になってきました。

キッチンでの基本の流れは、冷蔵庫から食材を取り出す→シンクで洗う→切る→煮る・焼くですが、これらをどのように組み合わせ確認していくかが使いやすさを決める要因になります。

生活スタイルに応じたキッチンを考える

〇レイアウトで注意すること
・キッチン形式( I 型,L型,アイランド型など)のメリット・デメリットを確認する。
・ダイニングキッチン、リビング+ダイニングキッチン形式の場合、目線を確認する。
・冷蔵庫は、ダイニング側から近いところに置くか、キッチン奥に置くか。(子どもが冷蔵庫を開ける際の動線が変わります)


〇広さ・寸法で心がけること
・キッチンの長さは2.4mを基準で考える。
・キッチンと背面の食器棚との距離(有効寸法)は、90cmを目安に考える。
・キッチンカウンターや吊戸棚を設ける場合は手の届く範囲を確認しておく。


〇仕上げはどう考える
・床材は下半身が疲れないよう弾力性のある材料を選択する。
・不燃性の材料で防汚、防滑、掃除のしやすいものがベスト
例えば、床はコルク、ビニール床タイル、クッションフロア、壁はキッチンパネル、タイル、カラーステンレスなど。


〇電気・照明計画の考え方は
・家全体で何アンペアになるかを確認しておく。
・コンセントの高さと数を確認する。
キッチンスペースは住まいの中でもっともコンセントの数が集中するところです。
・照明器具は、油や湯気による汚れを考えて掃除しやすい形状のものを選ぶ。
・全体照明と作業用の局部照明の両方で考えておく。
・広さが3~5畳であればインバーター蛍光灯で40W,5~7畳で80Wを目安に機種を選ぶ。



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