カミングアウトとは?

わかりやすく一言で言うと、秘密を暴露するということです。
よく同性愛者の方が自分自身が同性愛である事を他人に公言したり、性同一障害の方が他人に告白する際にカミングアウト、もしくはカムすると言う意味で使っていますが、性的少数者だけに限った表現ではありません。

なぜ性的マイノリティの人に使われていることが多いの?

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サンフランシスコ市のゲイ活動家、ハーベイ・ミルク氏

『カミングアウト』という言葉が、性的マイノリティの方に多く使われている理由は、かつて、サンフランシスコ市のゲイ活動家、ハーベイ・ミルク氏が、ゲイ差別に抵抗して市議会議員に立候補した際に、かかげたスローガンが"Come out from the closet! (押入から出ようぜ!)"だったので。以来、マイノリティーで偏見や差別にあっている当事者が、はね返して名乗り出てくる時に使う言葉になったのです。

カミングアウトをするとどうなるの?

するからどうなるというのは特にありませんが、周囲や自分自身との付き合いにおいて、自分を偽る必要がなくなるので精神的にラクになる方が多いように思います。しかし、中にはカミングアウトをしたことで明らかに拒絶されたり、少しづつ疎遠になってしまう場合もあるのが現実です。また、気持ちの面だけでなく、社会的な立場や環境によっても、カミングアウトしたくてもできない人もいるので、カミングアウトは一概にすることがよいとは言いきれません。

ご自身のライフスタイルや状況に応じて、カミングアウトをするかしないの選択やタイミング、する人を選んでいけばよいのですが、その選択は、個々によって異なってくるので、自分にとってはどうした方がよいのかということを第一に考えていただけたらなと思います。特に距離が近い人へ行う場合は、色んな問題が併用して重なる場合もあるので、その辺りについてもお話していきますね。