空き家情報の整備も進んでいます
具体的に検討したいなら、認定NPO法人・ふるさと回帰支援センターや各自治体の空き家情報バンクを利用してみるといいでしょう。空き家情報バンクとキーワード検索するとさまざまな自治体の情報バンクがヒットします。田舎暮らし体験ツアーや空き家見学会なども自治体によっては積極的に行っています。私も田舎暮らし実践者のひとりですが、野菜や果物づくりをしていると、違った種類のものを栽培している近所の方々との物々交換が楽しみです。田舎暮らしでは、スーパーなどで野菜類を買うことが少なくなり、家賃や食費などの生活コストは格段に下がります。
既に人口減少・高齢化がひと足早くピークに達しつつある地方都市であれば、安定的な自治体サービスも受けられるでしょう。お金もうけに走らず、地道にゆったりと暮らしたいと考える方々にとって、これからの田舎暮らしは、垣根の低い選択肢のひとつとなるでしょう。