ホテルバー グランティオス
エントランス
「ホテルバー グランティオス」は新しく建てられたホテルではありません。長年ファンに愛されてきた「クラシックホテル大森西洋館」というホテルがリニューアルし、スタイリッシュなデザイナーズホテルとして生まれ変わりました。2014年2月4日にリニューアルプレオープンということで、早速取材に出向きました。
新幹線や羽田空港へのアクセスなど、交通の要衝としてすっかり定着した品川駅から京浜東北線で3駅の大森駅が最寄り駅です。大森駅からは徒歩2分という高アクセスの立地となっています。駅から飲食店等が立ち並ぶ通りを歩くと「HOTEL BAR」と記された印象的な建物が姿を現します。スタイリッシュですが暖かい印象のファザードです。
BAR「バローダの月」
フロントからみたBAR「バローダの月」
2階へエレベーターで上がり扉が開くと正面にはレセプションカウンター、ここまではスモールホテルにありがちなパターンですが、その左手には、暖炉がゆらめく幻想的な奥行きのバー空間が広がり、いきなり驚かされます。これが、ホテルバー グランティオスもう一つの顔、BAR「バローダの月」です。
バー
オーセンティックバーの矜持も感じられますが、ラウンジスタイルのゆったりとした落ち着ける空間に仕上がっています。
バー
デザイナーは、六本木のアクアリウムレストランバー「DEEP BLUE東京」なども手がけているとのことで、スタイリッシュではありますが、反面、どこか自然素材のあたたかさが感じられるインテリアデザインになっています。
それは客室も同様です。機能性と利便性を追求している大手チェーンの宿泊特化型ホテルに、ゆとりと癒しのエッセンスとウッディなイメージを基調とした贅沢な空間が広がっています。
では、客室を見ていきましょう。
ダブルルーム
301号室
最も狭い客室でも18.8平方メートルを実現しています。ビジネスユースに最適なダブルルームです。
入口からの眺め
バスは備えずシャワーブースのみですが、ガラス張りの開放感も手伝って、客室面積以上のゆとりが感じられます。
ステーショナリー
引き出しを開くと、ビジネスユースに痒いところまで手が届く、驚きのアメニテイ戦略です。
ツインルーム
和のテイストの306号室
2020年東京オリンピックのインバウンド需要に呼応するかのような、段の上の畳にマットレスが置かれたツインルームもあります。単なる和室とは異なる快適性を実現しています。この段の下にはもう1つマットレスが収納されており、3名での利用も可能です。
他の客室と同様に大型壁掛けテレビ
もちろん大型液晶テレビも備えられています。このホテルは、全客室が異なる間取り、インテリアとなっていますが、テレビは、「全客室に40インチ以上」の大型液晶テレビが設置されています。
306号室のバスルーム
なんとバスルームにもテレビが備えられています。もちろんジェットバスです。全客室の約半分にジェットバス、浴室テレビが備えられています。