上はコンビ二の前にあったビールケースに座ってスマホを操作する人。居酒屋などでもスツールに転用されていたりしますね。高さは30センチでちょうどいい感じ。下は公園の植え込みの立ち上がり部分に腰掛ける人たち。このように、ある程度の高さがあれば、なんでも「腰掛け」になります。電車のシートの例。朝のラッシュ時には、めったに座れません。混雑時には座れたとしても降りれなくなることもありますが…。いつもワーキングチェアで仕事をしていると、こんな畳の和風旅館でくつろぐと「日本ってイイなー」と思います。椅子とテーブル(デスク)の関係を描いて見ました。椅子とテーブル(デスク)の関係を描いてみました。参考にしたのは人間工学の権威、当時千葉大にいらした小原二郎(こはら・じろう)先生が1967年に発表した「椅子のプロトタイプ1型」です。 小原先生の研究を紹介した書籍の「椅子のプロトタイプ1型」図面の一部。ここで注目したいのは小原先生が靴のヒールの高さを「2.5センチ」に設定しているところです。靴を履いた状態での研究だったことがわかります。出典:「千葉大学工学部小原研究室・座の機構に関する実験的研究 第21報/1967年」椅子とテーブル(デスク)の関係を描いてみました。参考にしたのは人間工学の権威、当時、千葉大にいらした小原二郎(こはら・じろう)先生が1967年に発表した「椅子のプロトタイプ1型」です。いわずと知れた北欧家具の名作、セブンチェアのSHは45センチとされていることが多いですが、製造年や個体差、計測方法によって微妙な差がありそうです。いわずと知れた北欧家具の名作、セブンチェアのSHは45センチとされていることが多いですが、製造年や個体差、計測方法によって微妙な差がありそうです。左の猫が座っている椅子がIKEAの「ノールドミーア チェア」でSHは44センチ。テーブルもIKEAで天板の高さは73センチ。この場合は差尺が44センチなので座りやすい。右の籐の椅子もIKEAですがクッションも入れるとSHは、なんと50センチ! もっぱら猫の椅子兼、爪とぎになっています。上はSH39センチ低く設定したMUJIのワーキングチェア。ラクなんですが姿勢が悪いですね。下は10センチ上げたSH49センチの足元。つい、キャスターの上に足をのっけてしまいます。どちらにしても、このIKEAのパイン材のダイニングテーブルは73センチと高すぎて作業には向いていませんでした。アームは使いにくかったので外しています。無印良品のカタログより。日本の室内向けワークチェアとしては、たいへん使いやすいSHになっています。上はSH39センチ低く設定したMUJIのワーキングチェア。ラクなんですが姿勢が悪いですね。下は10センチ上げたSH49センチの足元。つい、キャスターの上に足をのっけてしまいます。どちらにしても、このIKEAのパイン材のダイニングテーブルは73センチと高すぎて作業には向いていませんでした。アームは使いにくかったので外しています。モダンでワークチェアのような雰囲気のLC7ですが、SH50センチは日本人が室内で使うには少しきびしいです。椅子の高さについて考えていくとキリがなく、万人が満足できる「ユニバーサルデザイン」としての椅子はムリのような気がしてきます。みんな、たまに公園で見かける切り株のような「腰掛け」で十分! といった気持ちになったりもします。ねここの写真の記事を読む※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。