タスマニア州のエリアガイド
タスマニアの自然を満喫できるマリア島を周る4日間のトレッキング、マリア島ウォークはワラビーやカンガルー、ウォンバットなど様々な生態が観察できる (c)Maria Island Walk
1800年初期はシドニーから南東部のポートアーサーに流刑囚が送られ、ニューサウスウェールズの流刑植民地でしたが、1900年初期のオーストラリア連邦成立と同時に正式な州となりました。島全体はハート型で、世界遺産に登録されたタスマニア原生地域が島の20%を占め、山岳地帯の地形を生かした自然のままの姿を多く残す緑豊かで静かな街並みが魅力。
タスマニアサーモンで有名なように、タスマニアはフード&ワインも充実しています。州内にはワイナリーも点在し、ワイナリーツアーでワインと食事を楽しんだり、北部にある世界最大のラベンダー農園訪問など、楽しめるポイントがたくさんあります。
今回はタスマニアへのアクセスの方法や気候、州都ホバートの他、第2の都市ロンセストン、タスマニアで登録される世界遺産など、タスマニアの見どころをご紹介します。
タスマニアの気候
タスマニアは赤道をはさんでちょうど北海道とほぼ同じ緯度に位置します。と言うと、とっても寒いようなイメージですが、海洋性の温帯に属するため、夏は温暖で最高気温は21~23℃、最低気温は10~11℃。冬の最高気温は10~12℃、最低気温は3~4℃。春や秋の最高気温は15~20℃、最低気温は6~10℃と季節がはっきりとしているため、四季折々の楽しみがあります。冬は雨風が多くなるので、やはりタスマニアへの旅行は夏場がベストです。タスマニアへのアクセス
メルボルンとタスマニアのデボンポートを結ぶフェリー、スピリット・オブ・タスマニア、時間に余裕があればメルボルンから船旅でタスマニアを訪れてみては (c) Tourism Australia