収納/家事がラクになる収納

これでスッキリ!部屋の棚や引き出し収納のコツ(3ページ目)

満タン収納に陥りがちな棚と引き出し。捨てられないモノの溜まり場になっていませんか? 部屋を片付けたいと思ったら、この2つの収納がキーポイント。棚と引き出しの片付けのコツ・方法をご紹介します。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド


コツ5:モノを混ぜない! 引き出し収納は仕切りが肝心

キッチンの引き出し収納仕切りかた

しまう場所が決まるまでは、箱などに入れて仮置きしておくのも手です

引き出しは出し入れしやすい収納なので、つい何でもしまいたくなります。でも、とりあえずで、サクっと入れてしまうのは禁物。引き出しには、使いみちが違うモノ、関連のないモノを一緒にしまってはいけません。

文具を入れる引き出しに、サプリメントやメイク道具が紛れ込んでいませんか? フライ返しなど調理ツールを入れる引き出しに、使いかけの乾物やコンビニのスプーンが混ざっていませんか? そういった仲間はずれのモノは、意外と使わない可能性が高いのです。しまう場所を見つけようとする前に、処分するようにしましょう。

仕上げは、仕切りケースを使って出し入れしやすい形にします。1段1ジャンル、1ケース1アイテムといったルールを決めて、見つけやすく出し入れしやすく区画しましょう。

コツ6:引き出し収納は立て入れする

衣類の引き出し収納法

積み重ねるとたくさん入るというのは間違い。入れ過ぎて引出しに引っ掛かるのは困りもの

深めの引出しを使っていると、底のほうから上へとモノを積み重ねてしまうことがよくあります。そのやり方を繰り返していくうちに、上のほうにあるモノばかり使っているといったことが起こりがち。いろいろ持っているのに、底近くにあるモノは埋もれたままで、時間がたてば必要のないモノになってしまいます。

特に衣類の場合は、シワになっていてもアイロン掛けが面倒で着なくなる、持っていたことを忘れて似たような衣類をすでに買ってしまった、着ようと思ったらサイズが合わなくなっていたなど、出番がなくなったモノから処分しましょう。「しまい方を変えれば使うかも」という、淡い期待に惑わされてはいけません。まだ着られる状態のモノであっても、これまで着る機会がなかったモノは、この際見切りをつけます。

仕上げは、同じ大きさにたたんで立てて収納します。こうすれば、手持ちの衣類がひと目で分かり、出し入れも簡単です。

コツ7:引き出し収納はラベルを貼る

調味料の収納法

同じメーカーのスパイスなら同サイズなので並べやすいです。ラベルライターを使わずに、油性ペンで直接フタに書いてもいいですね

引き出しには仕切りを入れたり、立ててしまったりして、中身がごちゃ混ぜにならないようにするわけですが、こうした方法は上から覗いたときにすぐ分かるようにするためです。このやり方で、たいがいの引き出しは使いやすくなります。ただし、しまうモノによっては、もうひと手間加えることがあります。

たとえば、調味料や乾物をお揃いの容器に入れてしまうときや、瓶入りのサプリメントや錠剤をしまうときは、見分けがつきにくくなります。その場合には、フタの部分にラベルを貼っておくと便利です。そのラベルがあることによって、とりあえずしまっておくといった曖昧なモノがなくなり、不要品が溜まりにくくなります。

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