小顔になるプチ整形治療5選
現役美容外科医が小顔になるプチ整形治療を5つ厳選してご紹介します。顔のタイプによって効果的な治療が異なるのでタイプ別に説明していきます。顔の大きさ・輪郭は骨の形・筋肉の形・脂肪の量・皮膚のたるみの4つの要素で決まってきます。あなたの場合はどこを直すとより顔を小さくできるのか。気になる場所別にその解決法を説明します。写真は当院スタッフと私が担当した方に協力頂いております。
エラ張り型にはボトックス
エラが張っている原因は2つあります。・下顎骨(カガクコツ)の形
・咬筋(コウキン)の厚み
簡単に処置できるのは筋肉になります。歯ぎしり、食いしばり、ガムをよく咬むなどでこの筋肉は厚くなります。この筋肉を薄くする方法にボトックス注射があります。
ボトックスは筋肉をリラックスさせる注射です。筋肉は使わないと小さくなります。入院して身体を使わないと筋力が落ちるのはイメージがつきやすいと思います。筋肉量にもよりますがかなり効果の見える方法です。
ブルドック型にはバッカルファット除去
バッカルファットとは頬の内側の脂肪のことです。口の中で吸える脂肪で、ほほを良く咬む方は分かりやすいでしょうか。この脂肪はだんだんと下に降りてきてブルドックのような口元のたるみ、下膨れの原因になります。
口の中を数mm切開することで脂肪を除去可能です。この手術では内出血が出ることはまずありません。まれに歯を抜いた程度の腫れが出ます。食事は当日からしても問題ありませんが、辛いもの等の刺激物は避けます。ダウンタイムが少ないために翌日から普段どおりの生活を送ることができます。
アゴ下の脂肪には脂肪吸引・脂肪溶解注射
写真の方が良い例です。顎の下から首にかけては広頚筋(コウケイキン)の上に脂肪がつきやすいです。広頚筋とはアゴから鎖骨の方向にのびる筋肉です。この部位は脂肪吸引、脂肪溶解注射がよく効きます。注射の場合は1~2週に一度程の頻度で5~10回程度が目安となります
四角い顔にはリフトアップ
年齢を重ねるとフェイスライン(アゴの骨のライン)が出なくなります。写真のようにタルミが出ると顔が四角くなります。このようなケースではサーマクールなどのレーザーによるリフトアップや糸によるリフトアップが効果的です。レーザーについては痛みがほとんどなく、ダウンタイムがないことが大きな特徴です。糸によるものは狙った場所に入れることで、よりしっかりとした効果をだしていくことが可能です。
のっぺりした顔にはアゴのヒアルロン酸
アゴ先がないとフェイスラインがのっぺりとした印象になります。ヒアルロン酸などの身体になじみやすいものの注射でアゴを作ることができます。これによりフェイスラインがシャープになります。