下町情緒や東京スカイツリーも満喫できる隅田公園の夜桜
屋形船の照明と夜桜が織りなす水辺の風景(墨田区側より撮影)
吾妻橋のライトアップと東京スカイツリー(台東区側より撮影)
そして桜並木を向島まで歩くと、桜もちで有名な『長命寺桜もち』があります。餅に桜の葉っぱを巻いて食べる『桜もち』も江戸時代に考案されたとのこと。初代、新六氏が大川堤の名物だった桜並木にあやかり名付けたそうです。桜もちは江戸の人々に評判となり、店舗名にもなって現在もこの地で営業されています。発祥の地で桜もちを求め、桜を眺めながら召し上がってみては。
*大川とは
江戸時代には、隅田川は大川と呼ばれていました。大川に架かる橋は4本で、大川橋・安永3(1774)年、両国橋・万治3(1660)年、新大橋・元禄6(1693)年、永代橋・元禄9(1696)年に架橋。現在の吾妻橋は大川橋と呼ばれ、明治8年の架け替え時に吾妻橋が正式な橋名となりました。
桜の木で囲まれた、はじめての桜の季節を迎えるカフェ(台東区側)
【さくらまつり開催概要】
桜デザインの照明でライトアップされる隅田公園の桜
■隅田公園桜まつり(台東区)
開催期間:2017年3月19日~4月9日
*桜の開花状況により変更の場合あり
開催場所:隅田公園
■墨堤さくらまつり(墨田区)
開催期間:3月下旬~4月上旬
場所:隅田公園(墨田区向島1、2、5丁目)
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