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男性にも使いやすいカード

ちょっとした贈り物をする時に添えるミニカード。3色刷りの活版印刷はどこか懐かしい雰囲気。万年筆との相性も考えた紙を使用しています。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

私が仕事で書類を送る時に、よく使っているのが一筆箋。わずか5行くらいなので、筆無精の私でも気軽に使うことができる。一方で、書類ではなくちょっとした贈り物やプレゼントをする時に添えるのは、一般的にはグリーティングカードだろう。しかし、日頃5行程度しか書いていない私にとってあの大きさでも不安を覚えてしまう。書類送付で言うところの一筆箋みたいなカードがあればと思っていたら、ライフからちょうどいいものが発売されることになった。
ライフundefined活版ミニカード

ライフ 「活版ミニカード」 各250円+Tax


アンティークな雰囲気のデザイン

名刺よりもわずかに大きいくらいという程良さ。片面にはアンティークな雰囲気たっぷりのメッセージが印刷されている。これは活版印刷によるもの。活版というと、これまで1色や2色のものが多かったが、今回のものは、3色刷りになっている。ブルー、オレンジ、ゴールドのいずれの色も落ちついた色合い。メッセージも「THANK YOU」、「GOOD LUCK」、「HAPPY BIRTHDAY」など使いやすいものが揃っている。
ライフundefined活版ミニカード

名刺サイズほどの小さなカード。専用の小さな封筒もセットされている。

ライフundefined活版ミニカード

小さいとは言え、3色刷り活版がインパクトを与えている

ライフundefined活版ミニカード

1色ずつ、3回に分けて活版で印刷していく

 

万年筆の相性もいい

直筆のメッセージをしたためる裏面はスッキリと無地。これくらいの大きさなら筆無精の私でも大丈夫そうだ。ライフらしく、この紙は万年筆との相性を考えたものが使われている。一般に活版印刷の紙は、活版ならではの凹凸が出やすいようにやや厚手のものが使われている。しかしながら、当初ライフが使おうとしていた紙は活版にはいいが、万年筆との相性はあまりよくなく、インクのにじみが出てしまうものだった。

今回、ライフでは「気包紙Uディープラフ」という厚紙を採用している。もともとはパッケージに使われる紙だそうで、万年筆で書いた時のにじみの少なさ、そして活版ならではの凹凸感のある風合いも兼ね備えたものとなっているという。

落ち着いたデザイン、そして筆記紙面的にも男性向きなグリーティングカードだと思う。
ライフundefined活版ミニカード

カードの裏面はシンプルな無地。万年筆との相性もいいという

ライフundefined活版ミニカード

この「活版ミニカード」を企画したライフの佐藤英絵さん


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*ライフ

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