リビングとバスルームが一部屋に
3階の北東側はUさんのワークコーナーとリビングです。造り付けの本棚と机が占める廊下のようなワークコーナーはトップライトから光が降り注ぐ明るい空間です。ここを抜けると、8.2帖の広さのリビングに出ます。 変わっているのは、真ん中のカウンターの後にバスタブがあること。リビングとバスルームを分けるのは床の段差だけで、ガラスの間仕切りやカーテンさえありません。この意表をつく組み合わせは、建築家とUさんの固定観念にとらわれない自由な発想のたまものです。
これからもUさんとご家族は、付かず離れずの理想的な関係を保ちながら、この個性的な家を住みこなしていくことでしょう。
◆建築データと建築家プロフィール