房総千倉温泉で春先取り!白間津花畑と三大朝市
大雪に見舞われた関東地方ですが、伊豆や千葉南部では水仙も終わり、菜の花や寒桜など早春の花が咲き始めています。特に千葉南部の南房総市周辺では、畑作農家の裏作として古くから花摘み用の花畑で有名。特に海が望める事で人気の白間津(しらまづ)の花畑は、下の写真のように既に春真っ盛りという景色です。去年の春の写真かと疑いたくなるような景色ですが、本当に今年(2014年)の2月4日に撮影したもの。2月がまさに花盛りの時期で、一番のお勧めの時期なのです。畑作の裏作なので、3月末になると作物を植える為に花は見られなくなります。春の先取り気分を満喫する為にも、菜の花を楽しむ為にも、出来れば2月中、遅くても3月上旬には訪れて頂きたいのです。
花畑で有名な千倉ですが、実は良い温泉もあります。今回は千倉海岸温泉を中心に、春を先取り出来る南房総周辺のお勧め観光スポットを紹介します!
白間津の花畑は2月がまさに花盛り!
花の名所が多い南房総ですが、古くから有名なのが南房総市千倉町です。「道の駅ちくら 潮風王国」が出来たので、観光バスはそちらに到着する場合が多く、道の駅周辺の千田の花畑は近年人気上昇中です。しかし、実は道の駅ちくらの駐車場は、他にも花畑に近い場所、二箇所にあるのです。第二パーキングは千倉大橋公園にあり、国道沿いの大川の花畑に歩いて行けます。第三パーキングは、海が望める花畑として古くから人気の白間津の花畑に隣接した国道沿いにあります。海を望む花畑はまさに絶景で、春の房総を代表する景観と断言出来ます。見学だけなら無料なので、どんどん見学してみましょう。
写真を撮りながら奥の方にある、あまり花が無い畑に人が集まっている事に気付きました。気になったので人に聞いてみると、食用菜の花摘みで、200g 100円との事。小さめのコンビニ袋に軽く詰めて200gですし、取り過ぎて400gになっても200円で済むのでやってみたら、やっぱり400g取ってしまいました。後で普通のスーパーで売っている値段を見てビックリ。あまり量が無いのに298円で売ってました。家で炒めて食べましたが、全然クセが無く美味しく頂けました。花摘みもいいですが、食用菜の花摘みは非常に実用的なので、断然お勧めです!
朝一番は日本三大朝市の勝浦朝市へ!
断然お勧めの白間津の花畑を冒頭で紹介したので時間が前後しますが、房総に行ったら真っ先に行って頂きたいのが勝浦朝市です。飛騨高山、能登輪島と並んで、日本三大朝市の一つとされています。定休日の水曜を除いて、毎日朝6時からやっていますが、市営無料駐車場が6時30分オープンなので、その時間を目指して行くのがお勧めです。私も一応その時間を目指していたのですが、結局8時過ぎに到着しました。その頃は車も少なかったのですが、朝市から戻ったら平日なのに車がかなり多くて驚きました。朝市は一応11時までですが、売り切れた店から閉店してしまうので、出来るだけ早く行くのがお勧め。早春のせいか店と店の間にすき間があり、意外な程素朴で小規模に感じたのも事実ですが、海も山も近いので、海産物はもちろん農産物も結構あり、しかも本当に手頃な値段で買い物が出来、朝市本来の楽しさを実感出来るので断然お勧めです。
次ページで、南房総のお勧め観光地をさらに紹介します。