注文住宅/家づくりのイメージづくり・アイデア

赤ちゃんにとって良い住まいとは

赤ちゃんにとって良い住まいとはどんな住まいなのでしょうか?どんなところに注意が必要で、どんな環境が適しているのか。また、家事の負担を少なくする工夫とはどんなものがあるのか?考えてみましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


ふたりで過ごす家庭は全体の48.4%

子育てに関してのデータなどをみると、平日母親と子どもが12時間以上ふたりきりで過ごす家庭は、全体の48.4%で約半分です。(データブック国際労働比較2013より)

睡眠時間を8時間とすると、起きている時間のほとんどがふたりきりです。いずれ子どもを保育園などに預けるにしても、ある期間はふたりで過ごすことになります。ふたりきりで一番困ることは、家事がはかどらないこと、何をして遊べばよいのかわからないことなどがと考えられます。きっと母親のつらさはこんなジレンマなのかもしれません。


どんなところに注意が必要なの

赤ちゃんは9か月頃にはつかまり立ちを始め、高さや距離の感覚を獲得し、1歳頃には伝い歩きができるなどぐんぐん成長します。したがって、この時期あたりから室内にある怪我をしそうなものや尖ったものなどに注意が必要です。

  [ 注意する箇所 ]
・指をはさみやすい所     …建具、扉などをチェック
・床の段差            …和室と洋室、玄関などをチェック
・すべりやすい所        …タイル、クッションフロア、コーティングしてある床材などチェック
・転落しそうな所        …玄関上がりかまち、階段、掘コタツ、床下収納庫などに注意
・不安定な倒れやすい家具 …巾30cm高さ180cmの不安定な収納家具など

  [ 身体にとって刺激が強すぎるものも良くない ]
赤ちゃんにとって刺激が強すぎるものも好ましくありません。穏やかな環境をつくることが大切です。

・暑さ/寒さ
・強い直射光      
・強い風
・強い乾燥/湿気  
・悪臭
・騒音
・薬物

これらは当然好ましくありません

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