写真撮影/写真撮影の基礎知識

露出機能を使って写真の「明るい」「暗い」を操ろう!(2ページ目)

写真の明るさの決定には、「シャッタースピード」、「絞り」、そして「露出」があります。露出を使うことによって、暗すぎる写真は明るく、明るすぎる写真は暗く撮影することが出来ます。今回は露出の説明と、実際の使用方法について紹介したいと思います。

伊藤 俊

執筆者:伊藤 俊

写真撮影ガイド


露出を設定するとどうなるか?


露出設定

5D Mark IIIの露出設定

右の画像はCanon EOS 5D Mark IIIのディスプレイです。画面中央に、「-3 2 1 0 1 2 +3」と書いてある部分がありますが、この部分が露出に関する設定になります。

「-」側にすると暗い写真が、+側にすると明るい写真が撮影できます。

 

実際に比べてみましょう。

今回は例として、1枚の写真をそのまま・暗い・明るいと露出のみを変更して現像して比較しています。実際撮影する際は、カメラの露出設定を変更して撮影してみてください。

まずは露出設定していないそのままの写真です。
露出設定していないそのままの写真

露出設定していないそのままの写真


露出をプラスに設定して現像してみます。
露出をプラスにすると明るい写真になる

露出をプラスにすると明るい写真になる


逆に露出をマイナスにして現像してみます。
露出をマイナスにすると暗い写真になる

露出をマイナスにすると暗い写真になる


露出を変更するだけで、これだけ明るい写真、暗い写真に様変わりします。これが露出の機能です。

次のページでは、露出の使う場面を紹介します。
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