写真撮影/写真撮影の基礎知識

露出機能を使って写真の「明るい」「暗い」を操ろう!(3ページ目)

写真の明るさの決定には、「シャッタースピード」、「絞り」、そして「露出」があります。露出を使うことによって、暗すぎる写真は明るく、明るすぎる写真は暗く撮影することが出来ます。今回は露出の説明と、実際の使用方法について紹介したいと思います。

伊藤 俊

執筆者:伊藤 俊

写真撮影ガイド


露出で被写体を強調する

露出を変えると明るさが変わることがわかりました。では、どうやって写真に活かせばいいのでしょう。

露出を使えば、被写体を強調することが出来ます。以下の写真を使って説明しましょう。

手前の紅葉が暗すぎる

手前の紅葉が暗すぎる


紅葉の写真です。露出設定をそのままで撮影しましたが、後ろの空に露出が合ってしまい、紅葉が真っ暗になってしまいました。

この場合、露出をプラスにするとOKです。

紅葉が強調されて、わかりやすい写真になった

紅葉が強調されて、わかりやすい写真になった


空がより明るくなってしまいましたが、手前の紅葉が主役なのであまり気にしなくてOKです。
このように、露出を設定することで被写体を強調することが出来ます。

次ページでは、写真の感情について説明します。
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