写真撮影/写真撮影の基礎知識

露出機能を使って写真の「明るい」「暗い」を操ろう!(4ページ目)

写真の明るさの決定には、「シャッタースピード」、「絞り」、そして「露出」があります。露出を使うことによって、暗すぎる写真は明るく、明るすぎる写真は暗く撮影することが出来ます。今回は露出の説明と、実際の使用方法について紹介したいと思います。

伊藤 俊

執筆者:伊藤 俊

写真撮影ガイド


露出設定で写真に感情を持たせる


被写体の強調以外にも、露出を変更することで写真に感情を持たせることが出来ます。

この2つを見比べてください。
暗いイメージの方がしっくりくる写真

暗いイメージの方がしっくりくる写真


どこか寂しい感じの写真ではありますが、空が明るすぎますね。
露出をマイナスにして撮影してみます。

露出をマイナスにして雰囲気通りの写真に

露出をマイナスにして雰囲気通りの写真に


このように、写真を「イメージ」通りにするために露出を設定します。
逆のパターンも見てみましょう。

花が暗すぎる写真

花が暗すぎる写真

花がしっかり上に伸びて明るい感じが似合う写真ですが、暗すぎます。
(撮影時は露出マイナスにしてました...)

露出をプラスにしましょう。

露出をプラスにして雰囲気通りの写真に

露出をプラスにして雰囲気通りの写真に



明るい雰囲気を出したかったら露出をプラスに
暗い雰囲気を出したかったら露出をマイナスに

これを覚えていると、写真にもっとメリハリがつき、写真の感情があらわになってきます。

このように、露出を設定するだけで写真は見違えるほどに変わることがあります。

みなさんも撮影する際は露出を考えて、明るめの写真なのか?暗めに撮影すべき写真なのか? を考えてみてはいかがでしょうか。
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