ファニチャー(家具)で手軽な『冬のあったかインテリア術』

年も越して寒さも本格的になるこの時節。
街角では大きめのウールマフラーやカラフルなダウンコートなど一段とあったかファッションを身にまとう人々を多く見かけますね。視覚的にも素材的にあたたか~い、ですね。

さて、ファッション同様、暮らしの中心である住まいの空間もこの時期、『あたたかく』したいもの。
その為にエアコン、ストーブなど定番の暖房器具の他に床暖房、二重サッシ工事などリフォームを行う場合もあります。
まっ、リフォームまで大げさにしなくても手軽にお部屋をあたたかくする方法があります、それもファニチャー(家具)で、です。
k0

冬の「あったか」インテリア    ●クッリクすると拡大します。


僕は、『イスから時計』まで、インテリアアイテムは全てファニチャーだと思います。
なぜならばファニチャーは自分のライフスタイルづくり道具のひとつ。つまり、快適な暮らしを演出する道具=家具=ファニチャーだからです。
そこで寒い冬のこの時期、ファニチャー(家具)で実現する『冬のあったかインテリア術』をご紹介します。

実は、「冬のあったかインテリア」と題したインテリア関連のテレビ番組企画が放映二ヶ月前に持ち上がりました。無事に放映終了した番組をご覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、時間等番組の制約上お伝えできなかった事柄もありますので、エピソードも含めあらためてその内容をご紹介します。
k1

 (引用:7スタライブ  冬の「あったか」インテリア /  テレビ東京)

番組でご訪問したお宅は都内西部の新興住宅地、築2年のH邸。4歳の双子の息子さんとご夫婦4人住まい。奥様がインテリアに興味があると言うほどあってなかなか素敵なお住まいです。実際にお宅へ伺う前に(お宅の)現状写真を見せて頂いたのですが、正直「僕にここで何をスルの?」状態でした。

ところが、撮影当日初めてお宅へ。お話を伺うと、現実的なお悩みが、、、。
(ここで一言)撮影当日は、お宅へ伺うことも、面談することも、今回初めて。また、どのように対処するかアイデアを練ることも、インテリア改造の為に必要な品物をお店で選ぶことも、買取・貸出し交渉、それらを搬入して家具のレイアウトを変更=いわゆるBefor After、そして現状復帰、撤収、アイテム返却、これら全てを一日で済ませるという強行軍。
もちろん、その間撮影カメラは回りっぱなしの収録作業。解説も紹介も、です。

日常の仕事では何度も打合せを重ね、確認しながらデザインワークしますから、異例中の異例。まっ、そこは長年培って出来た『プロの抽き出し』があればこその所行って、コトですか、ね。それに「これもデザイン布教活動の一環!」と肝に銘じ、「やるからには愉しんで」、のノリでお引受したしだいなのです。

キーワードは、「開放感」、「統一感」、「色彩」、「素材」、「質感」、そして「引き算」

k3

(引用:7スタライブ  冬の「あったか」インテリア / テレビ東京)

さて、奥様の悩みはお部屋のインテリア。具体的に伺ってみると、カーテンはエレガントモダン調(大変お気に入りでウン十万円かけて設えたもの)、照明は北欧風、家具はIKEA。お子さんが未だ小さいせいか、整理棚は玩具でいっぱい、子どもの為のピンナップで飾られた壁面。
k12

(引用:7スタライブ  冬の「あったか」インテリア / テレビ東京)

リビングに面している和室とリビングを一体化し広々と使う為に以前リビングで使用していたソファは和室に移動し、畳の上にはラグ敷。いつの間にか様々なスタイル、アイテム、素材が渾然一体なり、季節感もなくなり、この時期は寒々しい。特に『寒い冬のこの時期、あったかい感じがほしい!なんとかした~い!』が、ご要望でした。
k2

H邸の平面図  開放感、統一感を保って「あったか空間」を要望される。  ●クリックすると拡大します。


クドいようですが、撮影時間の都合上これらの要望を一日で解決してみせる・・・とにかく、寒い冬のこの時期、手軽にできる『冬のあったかインテリア術』です。

今回のインテリア術キーワードは、空間=「開放感」、「統一感」。 あたたかさ=「色彩」、「素材」、「質感」。 スパイス=「引き算」
k4

(引用:7スタライブ  冬の「あったか」インテリア / テレビ東京)

ボリュームのある(面積の大きい)面に重点的に手を加え、「カバーリングと家具の足し算、引き算で空間演出する」のがコツです。