速く・よく効いて・胃への負担が少ない
痛み物質を抑えるロキソプロフェンの底力
――”痛みを抑える“といっても、鎮痛薬にはたくさん種類がありますよね……。撮影:多田裕美子
これらNSAIDsは、成分によって飲み方や副作用が異なるとのこと。他の成分を混ぜて別の効果も出そうとする商品もありますが、『ロキソニンS』の成分は、ロキソプロフェンのみ!
――では、そのロキソプロフェンは、ずばり他の鎮痛薬とどう違うのでしょうか?
岡本さん「医療の臨床現場で培った実績があります。少量でもよく効き、効果が高いんです。臨床試験で慢性疼痛・炎症、急性疼痛・炎症等への高い鎮痛効果が確認されています。」
――でも、鎮痛薬って胃に悪そうですよね? 速くよく効くならそれだけ胃に負担がかかりそうな気が……。
撮影:多田裕美子
とはいえ、どんな薬でも胃への負担はゼロではありません。服用前に食事をとり、それが難しければ多めの水と一緒に服用するよう心がけましょう。
痛みと恒常的につきあわなくてはならない女性のために
――鎮痛薬は主にどんな層の消費者が買っているんですか?岡本さん「『ロキソニンS』も含め、鎮痛薬全般は女性の方の購入使用率が高い傾向にあります。その中にはもちろん、頭痛に加え、生理痛を主な症状として買われる方も多くいらっしゃいます。生理痛に悩んでおり、以前医師にロキソニンを処方してもらった方が、今は薬局・ドラッグストアでご自身で購入できるということで、『ロキソニンS』を使用されているという方もいらっしゃいます。」
ドラッグストアに行くのは主に女性ですが、そこで売られる製品の中でも男女の購入比に差があるそう。胃腸薬などはほぼ半々なのですが、解熱鎮痛薬は女性購入者比率が特に高いカテゴリーだそうです。毎月、生理痛で悩む女性では、常に2~3錠持ち歩いているという方も少なくないですよね。
――しかし、パッケージはあまり女性っぽく見えないですね。
撮影:多田裕美子
信頼感のある白地をベースに「鎮静」「鎮痛」をイメージさせる青。そして効き目の速さを醸し出すシャープなフォルムで頭文字の“L”と、ロキソニンSの錠剤の色でもある薄いピンクを「頭痛・生理痛」という部分のバックにあしらっています。スタンダードかつシンプルなブランドの佇まいを優先して、パッケージデザインに踏襲しているそう。