自分を守る話し方

自分を守る話し方を学んでおこう

突然のクレーム、ドキっとする質問、責任のなすりつけ……攻撃的ともいえるコミュニケーションに遭遇した時、皆さんはどう対処していますか? 動揺している時というのは思わぬ対応をしがちです。レスポンスがまずかったばかりに、自分に責任があるかのような印象になってしまうこともあります。相手の主張をうまく受け止める「盾になる話し方」、反論しなければならない時の「武器になる話し方」を知っておきましょう。


3つの「残念な対応」とは

「あの時、ああ言っておけば・・・」職場でうまく反論できずに失敗した経験のある人は94.1%(2014年、株式会社アップウェブ調べ、インターネットによる調査)。頭のいい人でも、動揺してしまうと残念な対応をしがちです。まずは、典型的なNG対応をいくつか見てみましょう。

1.過剰に反応してしまう
責められているように感じると過剰に反応して、責任逃れのように聞こえる幼稚な発言や、相手に非があるような言い方をしてしまう。相手に悪意のない場合もあるのに、過剰反応で事態を悪化させてしまう。

2.威圧的だと反論できない
威圧的に主張されると、反論できずに譲ってしまう。後から悔しい思いをすることもあるが、ハッキリ言うことが難しいタイプ。自分が悪くないのに、反論ができないため、責任があるかのように思われてしまうこともある。

3.正確にわからないことも話してしまう
よくわからないのに「たぶんこう思う」ということを安易に伝えて失敗してしまう。間違った対応が問題になったり、「こう言ったじゃないですか」と言質をとられたりと、後から困るケースも。

ピンチをのりきるためにはどうすればいいのか。今回は、武器と盾になる話し方を弁護士から学んでみましょう。

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