食べ過ぎたカロリーは、いつ体脂肪に変わるのか?
脂肪は12時間、炭水化物・タンパク質は1~2日で体脂肪に変化!?
国立栄養研究所の江崎治さんによると、体脂肪に変わる時間は栄養素によって異なるとのこと。脂肪の場合は、摂取後12時間以内に脂肪として蓄えられ、炭水化物・タンパク質の場合は、早ければ1~2日のうちに脂肪酸に変換されるそう。
自覚している以上に早く体脂肪として蓄えられてしまうので、食べすぎたら「すぐに」、余分なカロリーをコントロールすることが重要です。
2~3日かけてカロリーの帳尻あわせをすればOK!
オススメするのは3日間カロリー調整法。2日間の集中した食事調整であれば比較的実行しやすく、ムリな断食などをしなくても大丈夫。1日1500kcalの摂取カロリーを目標にダイエットをしてる場合、3日分では4500kcalの所要量。食べ過ぎて偏ってしまったカロリーを、後の2日間で分配するのが大枠の考え方です。
例えば、披露宴やデートでフランス料理のフルコースを食べ、一日で2500kcal摂ってしまったとします。この場合は、翌日と翌々日を運動によるマイナス分も含めて各1000kcal程度で過ごすことで、計算上は3日間の帳尻が合うといった具合。
そうすれば、食べ過ぎた分が体脂肪に変わってしまう前に消費し、なかったことにしてしまうことができるのです!