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ASPインタビュー第一弾「バリューコマース」(2ページ目)

アフィリエイトを利用するにはASPに登録する必要がありますが、ASPはどのようなポリシーで運営され、どのようにウェブサイト運営者と関わっていこうと考えているのかという点を中心に、ASP担当者に直接インタビューしています。第一弾は日本で最初に運営を開始したASPのバリューコマース社です。

染谷 昌利

執筆者:染谷 昌利

アフィリエイト・副業ガイド


ウェブサイト運営者との関わり方について


Question:理想とするアフィリエイター像は?

Answer:報酬を稼ぐためにアフィリエイトを始める人が多いです。もちろん、その動機が悪いわけではないのですが、商品やサービスの紹介を通じて世の中に価値を創出できるようになって頂きたいと考えています。商品を使ってみた人の声は、その情報を求めている読者にとって充分な価値があります。記事を読んで価値を感じてくれた人が皆さんを信用し商品を購入し、商品を使って喜んでもらい、最終的に商品提供者(広告主)のファンになってもらうのが理想です。

アフィリエイトは三方良しのサービスだと考えています。アフィリエイターが魅力ある商品紹介をすることで購入者は安心して商品を購入できる。商品が売れればアフィリエイターに収益が入る。すると広告主も喜ぶわけです。結果として我々ASPも潤いますので四方良しのビジネスモデルでもあります。ウェブサイト運営者を育てることにより、関わったみんながWin-Winの状態になるわけですから、これからも我々は可能な限りサポートをしていきます。

Question:新規登録のハードルが高いような気がするが?

Answer:確かに弊社は広告主に対してもアフィリエイターに対しても入り口の審査が厳しいと思っています。ハードルが高く感じるかもしれませんが、その分安心して使ってもらえる仕組みになっています。広告主といえども、例えば薬事法に抵触しているようなバナーは許可しません。広告主がバナーのデザインを変更したら、専門の部署が目視でチェックもしています。それぐらいチェックは厳しく行っています。また法的や規約的に問題が有る表現をしているウェブサイト運営者にも修正の指導をしています。だからこそバリューコマースの広告主は信用して提携できますし、登録してあるウェブサイトも安心だということをアピールできるわけです。

ただ誤解されたくないのは、異常に厳しいわけではなく「普通に運営していれば大丈夫」という点です。お互い長期間仲良くお付き合いしていくために、普通に健全なサイト運営していただければまったく問題ありません。中には悪気がなく、ただ気付かないで違反してしまっている場合もあります。そのようなウェブサイトを発見した場合は、きちんと修正ポイントを指摘しています。もし不明点や自信のない点があれば遠慮なく問い合わせてください。わからないことを聞いてもらうためにASPのスタッフは居るのですから。

Question:ユーザーとの接点は?

Answer:ユーザーの声というのは本当に重要だと考えています。2013年末に「バリューコマース意見交換会」を開催し、ユーザーの生の声を取り入れる取り組みをおこないました。個人のユーザー中心に意見や要望を伺うイベントでしたが、忌憚ないフィードバックを頂き非常にありがたい機会でした。

イベントにも注力しており、月に2~3回は勉強会や展示会を開催しています。現状では東京と大阪が中心ですが、2014年は全国主要都市で開催できるよう企画を練っています。オフラインの意見交換や、顔を合わせて直接お話ができるということは非常に重要ですのでぜひ機会があればぜひ参加してください。メールマガジンに開催情報を載せているのでチェックしてみてください。

薬事法や著作権、金融関連の法律、広告主ごとの禁止事項など、いろいろな事を個人で全部調べるのは時間的に無理があります。それをサポートするのがASPですから、カスタマーサポートも有効活用して頂きたいです。管理画面に問い合わせフォームへのリンクが張ってありますので、ぜひ利用してください。せっかく紹介した商品が売れても承認してもらえなければお互い不幸になりますから、密にコミュニケーションを取っていただければと思います。

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