新丸子
庶民的な商店街が続く、色っぽさもある街

新丸子の商店街

庶民的な雰囲気の商店街。レトロな喫茶店などもあり、覗いて歩くのが楽しい(クリックで拡大)

多摩川を渡って最初の駅が新丸子。再開発で賑わう武蔵小杉から500mほどしか離れていないにも関わらず、昭和な雰囲気を残した、個人商店を中心にした商店街があり、銭湯も。気取らない雰囲気が特徴です。かつて多摩川隣接の歓楽街であったことから、色っぽい店、ホテルなども一部残されています。

 

新丸子駅前

新丸子駅前から武蔵小杉方向を見たところ。500mほどしか離れておらず、十分徒歩圏(クリックで拡大)

駅周辺の工場跡地を中心に変化しつつあるお隣、武蔵小杉と違い、住宅と商店街がセットになって発展してきた街のため、住宅供給はあまり多くなく、規模も小さいものが中心です。ただ、街中にはいくつか駐車場になっている土地がありましたから、今後、大きな物件が出る可能性がないとは言えません。住宅価格、賃料は武蔵小杉に比べると、かなり控えめです。

 

個人的には新丸子を訪れたら、ぜひ、訪れて欲しいのが京浜稲荷神社。どんな場所かは調べてみてください。

新丸子の記事はこちら。
新丸子、武蔵小杉隣接、昭和の面影も残る街

武蔵小杉
2017年まで続く再開発に活気、人気が集中

工事中の武蔵小杉

マンション建設、道路整備など工事が続く武蔵小杉。まだまだしばらくは終わりそうにない(クリックで拡大)

東急東横線、同目黒線とJR南北線、横須賀線、湘南新宿ラインが利用できる交通の要衝武蔵小杉駅。言わずとしれた街全体を作り変えるような再開発が行われている街でもあり、2017年頃まではマンション、公共施設その他の整備が続く予定です。そのため、スーパーや公共施設などが年々増加、便利になってはいますが、あちこちが工事中という状況も同様に続いています。

 

一方で運動場や市民ミュージアムなどを備えた等々力緑地が近く、街中にも二ヶ領用水、渋川など桜の名所があるなど、自然が残されているのも魅力。渋川では近年遊歩道の整備が進められており、水際を散策しながら、桜を眺められる空間が増えています。

武蔵小杉遠景

元住吉から見た武蔵小杉。タワーマンションが集中していることがよく分かる(クリックで拡大)

住宅価格は再開発人気を反映して上昇傾向に。2013年の公示地価では、住宅地の地価で長らく神奈川県下でトップだった横浜市中区山手町を抜き、神奈川県トップになっていますし、マンションの分譲価格では湾岸の豊洲を抜き、都心並みの価格をつける例も。ただ、一方ではそろそろ中古が出始める時期でもあり、その場合に価格が維持されるかどうかは微妙かもしれません。また、タワーが増えたせいか、ビル風を問題視する人も出ているようです。

 
武蔵小杉の記事はこちら。
武蔵小杉、マンションに新駅も開業し、変化続ける街

元住吉
元気な商店街のおかげで物価の安さは沿線屈指

ブレーメン通り

ブレーメンの音楽隊の絵柄が随所に見られるブレーメン通り。いつも賑わっている(クリックで拡大)

西側のブレーメン通り、東側のオズ通りなる商店街で知られる元住吉、通称モトスミ。特に生鮮食料品の安さで知られるのが約600m、2000軒もの店が並ぶブレーメン通り。わざわざ買いに来る人も多く、山のように積まれた商品がどんどん売られていく様は勢いがあって、楽しく思えるほどです。

 

八百屋の店頭

生鮮食料品、日用雑貨から衣類その他、ほぼなんでも揃う商店街では物価も安い(クリックで拡大)

ブレーメン通りを過ぎても商店街はまだまだ続いているのも面白いところで、端のほうまで行っても安さがキープされているのは驚き。生活費が安くて済むこと間違いなしの街というわけです。

 

その商店街から一本入ったエリアには一戸建て、賃貸アパート、分譲の小規模マンションなどが混在、さらに駅から離れると幹線道路沿いを除いては一戸建て中心と、住宅のありようは場所によって様々。駅から離れた、比較的手頃な賃貸物件もあり、探し方次第では比較的安価に探せる街といえます。

元住吉の記事はこちら。
元住吉、元気な商店街が支える住みやすい街

日吉
都心と港北NTをつなぐ、足回りの良い大学の街

日吉駅

東急百貨店が入った日吉駅。飲食店街などもあり、便利(クリックで拡大)

2008年3月に横浜市営地下鉄グリーンラインの開業、続いて6月に東急目黒線の延伸開業と、足回りの利便性が大きくアップした日吉駅。元々東急東横線の通勤特急、急行停車駅で、そこに目黒線と乗り入れする東京メトロ南北線、都営三田線で都心部への経路が増えたわけですから、都心の主要オフィス街へは路線を使い分けることでほぼ、どこへでもできるようになったといってもいいでしょう。

 

慶應日吉キャンパス

日吉には日吉、矢上と二つのキャンパスを持つ慶應義塾大学。高台を占めている(クリックで拡大)

とはいえ、住宅地として広がる余地はさほどにはありません。駅東側には綱島街道を挟んで慶應義塾大学日吉キャンパスが広がり、住宅があるのはそれ以遠。そのため、たまに新築マンションなどが供給されても、駅から徒歩10数分近くかかる例が多いようです。

 

日吉の商店街

駅西口に広がる商店街は放射線状に広がる街路が特徴(クリックで拡大)

放射線状に広がる道路が特徴的な西側は商業エリアとなっており、通りから入ったところには一戸建てなどがあるものの、やはり、多少離れる必要があります。そのため、横浜市営地下鉄開業時には隣駅日吉本町近くに新築マンションが供給されましたが、最近はそれほどでもありません。急傾斜地も多いエリアで、住宅適地が少なく、開発が進まないのが現状でしょう。

日吉の記事はこちら。
日吉、緑豊かなキャンパスと商店街、坂の街

綱島
元温泉街に新駅登場の期待

東京園

綱島街道沿いの温泉。時間によっては銭湯並みの料金で利用できる(クリックで拡大)

綱島はかつて温泉と桃栽培で栄えた街。現在も綱島街道沿いに綱島温泉東京園があり、その背後には温泉旅館の面影を忍ばせる建物、区画などがわずかに残されています。ただ、現在、街の中心となっているのは東側の温泉エリアではなく、西側のパデュ中央広場と名付けられた彫刻のある広場周辺。歩行者が散歩しながら買い物できるようにと作られており、スーパーやカフェ、大型スーパーその他の各種店舗が集まっています。

 

綱島中心部

鶴見川にほど近い、綱島の商業の中心エリア。車が入ってきにくい、歩きやすい構造になっている(クリックで拡大)

その中心地を少し離れると鶴見川、早渕川、綱島公園など自然に触れ合える場所も多く、特に鶴見川沿いの遊歩道は視界を遮ることなく、開放的。子どもや犬を連れて散策する人の姿も多い場所です。

 
この街で最近の話題は、綱島駅東口から綱島街道を隔てた反対側に相鉄・東急直通線の新駅が建設されるという計画。これは相鉄西谷駅とJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近間に連絡線(約2.7km)を新設し、この連絡線を介して相鉄線とJR線が相互直通運転を行い、さらにJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近と東急東横線日吉駅間に連絡線(約10.0km)を新設して、相鉄線と東急線が相互直通運転を行うというもの。ただ、この計画、当初は相鉄・JR直通線開業見通しを2015年春としていたものを、2018年度内に変更されており、まだまだ時間はかかりそうです。

綱島の記事はこちら。
綱島、水と緑、庶民的な商店街が続く街

最後は鶴見川を越えて、横浜までの各駅です。