東急東横線、同目黒線、横浜市営地下鉄、
3線使える便利な立地

日吉駅
かつて日本の駅100選に選ばれたこともある日吉駅。駅の前に綱島街道があるため、ロータリーを作る余地がなく、駅周辺の交通は渋滞しがちだ
東急東横線の通勤特急、急行停車駅日吉は2008年に大きく変化を遂げました。同年3月に横浜市営地下鉄グリーンラインが開業、続いて6月には東急目黒線が延伸開業したのです。これによって、東京~横浜の中間地点という立地に加え、港北ニュータウンへの窓口となり、さらに目黒線と乗り入れする東京メトロ南北線、都営三田線によって都心への経路が増え、足回り面の利便性は大きく向上しました。特に都心の主要なオフィス街へは地下鉄3路線を使い分けることで、どこへでも行けると言っても過言ではないほどです。

グリーンライン入り口
東口側にある横浜市営地下鉄の入り口。地下で東横線とつながっている
また、横浜市営地下鉄グリーンラインによってこれまでバス便利用だった地域で電車が使えるようになり、渋滞のないアクセスが実現。便利なエリアが広がりました。そのため、東急東横線日吉駅の2008年度乗降客数は前年比3.3%とアップ。中目黒、武蔵小杉に次ぐ乗降客数(渋谷、横浜を除く)となっています。


日吉駅とその周辺の概念図

駅周辺図
日吉駅とその周辺。駅があるのは横浜市港北区だが、川崎市幸区、中原区、高津区とも隣接しており、最寄り駅が日吉でも住所は川崎市という物件も多い


街のシンボルは東口の慶応大学日吉キャンパスに
西口の商店街

駅構内からキャンパス方向
駅の改札前にある銀色の球も日吉名物のひとつ。そこから右に目をやると慶応大学のいちょう並木が見える
さて、日吉といえば、多くの人がまずイメージするのが東口にある慶応大学日吉キャンパスでしょう。改札を出ると、綱島街道を挟んですぐ反対側に見えるのが紅葉の時期には三脚持参で撮影に訪れる人もいるという名物のいちょう並木。周辺から一段高くなった敷地内には大学の各学部のほかに、高等学校もあり、地元の人にとっては格好の散策路となっているのだとか。

協生館とグラウンド
綱島街道沿いにある協生館。裏には大学のグラウンドがある
また、2008年に正門脇に誕生した協生館はレストラン、コンビニ、スポーツ施設にパブなども備えた一般に開かれた施設で、開放的な雰囲気もあっていまや日吉の新名所。この街では大学が暮らしに溶け込んでいるのです。

西口の通り
西口には左から普通部通り、日吉中央通り、写真では見えないが浜銀通りの3本の通りがある
反対側、西口には駅前から放射線状の3方向に通りが延びており、駅を背に右から浜銀通り、日吉中央通り、普通部通り。慶応大学に加え、日本大学高等学校・同中学校、その他専門学校などもあって学生の多い街だけに、生鮮食料品店よりは飲食店が目立つ商店街で、中には行列の出来る大盛りのラーメン店やボリューム自慢のレストランなども。予備校や資格取得のために専門学校、ゲーム店なども学生街らしい雰囲気です。また、運動部の学生の怪我対策のためでしょうか、整骨院、マッサージや鍼の店なども目立ちます。ただ、他の学生街に比べると、物価がさほど安い印象がないのは、校風のせいでしょうか……。

日吉東急アベニュー
各種の店舗が入った日吉東急avenue,大型駐車場があり、車で買い物に来る人も多い
もうひとつ、駅周辺で忘れてはならないのが、駅の上にある日吉東急avenue。ファッション、雑貨、家電に書店、レストランに生鮮食品などの専門店が集まっており、行政のサービスコーナーも。店舗によって異なるものの、夜9時、10時まで利用できます。覗いてみたところでは、鮮魚コーナーの充実ぶりが目につきました。

では次に日吉駅から少し離れたエリアの様子を見ていきましょう。