不動産売却・査定/不動産売却の流れ・基礎知識

頼みは営業マン?不動産を売る人の4つの心得(2ページ目)

周辺相場と比べて高い金額で売りに出したとしても、営業成績抜群のいわゆる「スーパー営業マン」に依頼すれば、高く売ってくれるに違いないと思っている人が未だに多くいます。しかし相場以上に高く売ろうとすることは、余程その地域の人気物件であったり、購入者が列をなして待っているような希少物件でない限り、難しいのが現状です。「相場以上で高く売ってくれる=営業力があり優秀」という訳ではないのです。

楯岡 悟朗

執筆者:楯岡 悟朗

土地活用・不動産査定ガイド


優れた営業マンの秀でた能力とは

優れた営業マンの秀でた能力とは以下の3つです。

1.不動産の持つ客観的な価値を把握し、市場における正確な位置づけを認識出来る
2.物件の置かれた現状を、売り手側に自分の言葉でしっかりと伝えることが出来る
3.売り手側の希望と売却理由、与えられた期間を踏まえ、どのように売却していくことがベストなのかを提示することが出来る

決して相場より高い金額で物件を売る能力に長けていることではないのです。

高く売りたいと願う売り手が陥りやすいミス

不動産会社に査定してもらったとしても、その査定価格を参考にせず、あくまでも自分の希望する価格で売りに出す売り手は多くいます。それ自体は決して悪いことではありません。なぜなら不動産会社は売れるであろう金額を提案するだけで、いくらで売却するかの判断は、物件の所有者である売り手だからです

ですから例え売れなかったとしても、売り手が希望する価格と査定価格がどの位乖離しているのかを理解した上でそうしているのだから、不動産会社が非難されることは本来はないはずです。しかし、自らが希望した売却価格にもかかわらず、成約に至らないことを不動産会社の怠慢に結び付けてしまう売り手も存在するのです。

スーパー営業マンを探し回って右往左往

uousaou

理想の不動産会社(高く売ってくれる)があるはずだ!・・・と右往左往してしまわないように

そのような売り手が不動産会社Aで成約に至らないと、次に取る方法は他の不動産会社Bにも声をかけることです。そしてBでも希望する成果が得られないと、今度はさらにCという別の不動産会社にも依頼するのです。

こうして売れない理由を全て不動産会社の力不足にし、どこかに自分の希望する価格で売却してくれる“営業力に優れた”不動産会社や相場以上の金額で売却してくれる、“スーパー営業マン”を探し回るという果てのない旅に出てしまうのです。

まとめの4点

今回の話を以下の4点にまとめてみます。

1.相場以上で売ってくれる「スーパー営業マン」は、現在の不動産市場では存在し得ない
2.不動産会社の査定金額と、自らが希望する売却価格がどれだけ違うのかを把握しておく
3.(今回の内容については)売れないのを不動産会社のせいにしない
4.むやみやたらに依頼する不動産会社を増やさない

売却を検討している方は、以上4点を理解しておくと良いでしょう。
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